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魔界(ダイの大冒険)の編集履歴

2023-02-27 14:17:46 バージョン

魔界(ダイの大冒険)

まかい

魔界とは、強さのみが全てを支配する修羅の大地!!

・・・・・・見よ、あの暗くよどんだ我が魔界の空を・・・!

いずれあそこに真の輝きを呼ぶ戦いがやってくる!


概要

DRAGON QUEST -ダイの大冒険-の舞台となった地上より遥か地底に存在する世界。

強酸性のマグマの海がたぎる中に浮かぶ幾つもの大陸は見渡す限りの不毛の大地であり、魔力で生み出された紛い物の人工太陽が薄暗く地下世界を照らす。

偽りの太陽は昼夜を分けるが、照らしはすれども決して大地を暖め草木を実らせはしない。


この過酷な環境を生きる魔族や竜族は常に弱肉強食であり、力の強い者だけが陰惨な魔界を生きられる。

無論、そんな環境に嫌気がさして困難を乗り越え地上を目指す者は多いが、

本物の太陽の光を見ることもなく魔界で何百年と中身のない人生を過ごして死ぬ者も多い。


かつて地上が人族、竜族、魔族の三種族の覇権争いにより荒れに荒れた末、

神々は最も脆弱な人族にだけ地上に住み続けることを認め、竜族と魔族をこの魔界に追い込んだと言われており、現在の魔界の有力な勢力はいずれもこの行為が許せず神々への怒りを燃やしている。


ちなみに『ダイ好きTV』によれば魔族と人族とのハーフであるラーハルトを例外として地上生まれの魔族は存在せず、魔族は皆、魔界出身とのことである。

ラーハルトの父もまた魔界の環境に嫌気がさして地上を目指した一人ではないかとコメントされている。


魔界の伝説

真竜の闘い

冥竜ヴェルザーと雷竜ボリクスによる、魔界の竜族での頂点を決するべく行われた戦い。

互角の実力を持つ両者の激突は、近づく者すべてが燃え尽きる地獄の空間を生み出すほどの壮絶な死闘となり、敗者にはその高熱が流れ込み確実な死を与える恐るべき決闘の場と化した。

この決闘を制したヴェルザーは魔界の竜の頂点となり冥竜王の名を得た。


最強の武具と鎧

かつて魔界には最強の武具と鎧を持った不死身の剣豪が存在した。

何人も敵わなかったが、後に少女に化けた魔族の女が最強の剣を奪い剣豪を刺殺した。

剣豪が持つ最強の剣こそが最強の彼を倒せたという逸話である。


伝説の剣豪

かつて魔界にはその地を牛耳ったヒュンケルという名の伝説の大剣豪が存在していたとされている。しかしこの剣豪、伝説では謎の死を遂げたらしく・・・?


幻の魔界編

本編最終話から5年後を舞台として、大魔王や冥竜王に続き地上への侵攻を決意した第3の強敵とダイ率いる新生竜騎衆の戦いが予定されていた。

バランの役目を引き継いだ竜騎将ダイを筆頭に、バランの代から忠誠を誓う陸戦騎ラーハルト、そこへ海戦騎クロコダインと新たな空戦騎を加えた新生竜騎衆が結成される予定であった。本編で聖母竜マザードラゴンが口にしていた彼女の命を蝕む「邪悪なる存在」がこの第3の敵の伏線であり、急遽ラーハルトが復活してダイの下へと駆け付けたのは、この新生竜騎衆誕生への伏線だったとのコメントが存在している。


ルーラが使える!

原則的に魔界から来た者はルーラでいつでも魔界へ戻れるので、地上と魔界を簡単に移動することができるとコメントされている。また近年でもアニメ版の最後でピロロがリリルーラによって魔界へ帰還していると思しき描写がある。


考察

以下、ファンの間での考察

魔界への道

地上から魔界へ向かうルートとしては、デルムリン島破邪の洞窟、旧アルキード王国アルゴ岬、そして『獄炎の魔王』に登場する『ギュータ』の逢魔窟くらいで、リリルーラを用いるとの考察がされている。

特にリリルーラは場所ではなく人物を指定して移動するという関係から、たとえ呪文を唱えた者にとって未知の土地であったり、異空間であっても瞬時に移動することができる。もし今後、竜の騎士が姿を消し、魔界から地上への本格的な大侵攻が行われた場合、逆に魔界へ攻め込む手段の一つとなり得るだろう。


余談だが、リリルーラは最終回で行方不明となったダイの行方を握る非常に有効な呪文であり、アバンだけはその居場所をつかんでいる可能性もある。


魔界の剣豪ヒュンケルと魔族の女に倒された剣豪は同じ人物か?

剣豪ヒュンケル自身は謎の死を遂げたとのコメントがあるので、両者が同じ人物である可能性は低い。しかし死んだとされているだけなので、伝説の剣豪ヒュンケルは今もどこかで生きている可能性がある。魔界で戦いに明け暮れ地上へと去ったラーハルトの父の正体、という独自の考察なども存在する。

ちなみにロン・ベルクよりも昔の人物であるらしく、年表ではバーンがミストバーンに出会うより後であり、ヴェルザーがボリクスに勝利するより前の魔界の勢力が群雄割拠していた頃の人物だったようだ。


魔界最後の邪悪な力とは何か?

竜の騎士を生み出す聖母竜マザードラゴンすら死に至らしめる、大魔王や冥竜王に続く魔界最後の敵とは何者なのか。

これについてヒントは存在しないが、ファンの間では神々が生み出した3つの種族、竜・魔・人との関係を中心に考察されている。すなわち魔界の3つの勢力とは、竜の頂点に君臨する冥竜王、魔の頂点に君臨する大魔王、そして最後の敵とは人間と関係した何者かなのではないか、という推察である。


そこから冥竜王を魔竜、大魔王を魔人として、3つの種族を複合する形で最後の敵は竜人、つまり竜の騎士ではないかという意見も存在する。

魔族と竜は神々を憎んでいるが、生涯を血塗られた戦鬼として戦いに捧げ、死ねばまた別の騎士を誕生させ代替が利く兵器のような扱いを受ける竜の騎士の存在に疑問を抱いた者、もしくは戦いの中で傷つきその運命を呪って神々を恨んだ騎士がいたとしてもおかしなことはないだろう。また『戦いの遺伝子』が引き継がれる中で、騎士たちのこういった疑問や戦闘経験によって生じる苦痛が受け継がれている可能性もありえなくはない。実際にバランが大魔王の手先となったように、神の使いである竜の騎士が神に逆らったような例もある。


魔族や竜が力を重視するのは何故か?

そもそもが戦闘種族(公式ファンブックの種族紹介に明記)として存在しているため、魔界という過酷な大地を生きるがゆえの習性との考察もあるが、少なくとも竜においては山椒魚のようなポイズンリザードから雄々しい翼を持つドラゴンなど同じ種族でも千差万別である。一方の魔族は竜ほどには外貌に大きな差異はないが、高い再生力、魔力・闘気・身体能力、数百年を優に超える長寿など多様な能力を持っている一方で、各々の能力の差異が大きい(例えばザボエラは高い魔力を持つが、闘気は使わず身体能力も高くない。反対にロン・ベルクは特出した身体能力を持つが魔力を使っての戦闘は行わない)

そんな中で種族を束ねる絶対の指標となったのが「力」「強さ」なのではないかという考察も存在する。

ちなみに原作者の三条氏の過去のコラムでは地上のモンスターも元々の出身は魔界であった可能性が記述されており(外来種に例えている)、太陽の恵みに満ちた地上へ移住し安らかな環境を得た結果、繁殖した魔物たちの力は弱くなり魔界とは別の魔物になった可能性がある。


魔界の魔物はバーンすら倒したダイの敵となるのか?

すでに大魔王すら退けた竜騎将ダイにとって魔界の敵は強敵となりうるのかという疑問の声が存在しており、これについては双竜紋の消失や何らかの弱体化を受けるものと考察されている。

加えて最終決戦の舞台ではミナカトールによる結界で魔界の魔物たちは大幅に弱体化されており、大魔王クラスの強力な敵には効果がないとしているものの、双竜紋覚醒のきっかけとなった小物のゴロアもまたミナカトールで弱体化していたと考えると、パワーバランスでは充分な敵となりうるだろう。


関連タグ

ダイの大冒険


魔界(ガーディアンテイルズ)…ゲームアプリ「ガーディアンテイルズ」における魔界。公式コラボイベントによりダイ、ポップ、マァムが実装されている為、彼らも連れて行く事が可能。

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