曖昧さ回避
ここでは2.及び3について解説
2の概要
CV.フロシャイム川崎支部の天井裏に住み着いてる謎の生命体
見た目はグロテスクだが、性格は至ってまともで声もかわいい。
サンレッドに対し正論でやり込める等、口喧嘩が強い。
ヴァンプ将軍は『天井さん』と呼び慕っている物の、アジトに無断で住み着いてる上にサンレッド討伐に協力してくれないのには困っている。
アニメではアカペラで「サンレッドの歌」と言う歌を披露した。
尚最初は、彼女(?)がフロシャイムに届き、蛹からかえった怪人「デルズ」だと思われていた。
3の概要
ソーシャルゲームにおけるガチャシステムに実装されるシステムの俗称。
これはプレイヤーが使用する「俗語」であり、公式は基本的に使用しない。
元々はギャンブル用語であり、掛け金の上限が決まっている状態を指す。
これらのシステムを使用していないガチャシステムを青天井と呼ぶ。
(青天井は株式相場でも使用される用語であり、金額の上限が無い事を青天井と言う。)
元々ソシャゲは青天井の物ばかりであったが、2016年に起きたグランブルーファンタジーのアンチラ事件が契機となり、各種ゲームに実装された経緯がある。
詳細はリンク先の記事に譲るが、この事件は、ガチャの確率表記を義務付けられる規約が出来るなど、ソシャゲ界隈に与えた衝撃や影響はひときわ大きい物となっている。
ガチャは基本的に複数のキャラクター、アイテムの中からランダムにアイテムが選ばれてプレイヤーに提供される。
しかし、確率とは少ない試行回数では偏る物で、プレイヤー全体で見れば確率通りでも10連で超レアを複数当てる人もいれば、大量のお金をかけてやっと1枚手に入れる様な人もいる。
そんな人でも、一定回数回したら確実にレア枠のアイテムを提供するシステムが「天井」である。
言うなればガチャと言うシステムにおける「最低保証」の救済枠である。
数年前までは天井があったり無かったりとゲームによって違ったが、2023年現在では大多数のソシャゲに実装されたお決まりのシステムとなっている。
天井のシステム自体は各種のゲームにより異なる。
・一定回数内で必ず一枚出るパターン。(100回が天井なら100回のうち1回は出る)
・ガチャを引いたら規定枚数毎でユニット交換アイテムが貰えるパターン。
・ガチャ1回につきアイテムが一つ貰えて、規定枚数に到達したら交換出来るパターン
・特定条件で引く毎に、確率が上がっていくパターン。(最高まで到達すると最高レアが一枚出る)
…と、天井一つ取ってもシステムは多種多様であり、ゲームによってシステムは変わってくる。
更に天井条件も違い
・有償で回した場合のみ適用(この場合は無償通貨は青天井)
・無料石分も含む場合でも適用
と言う違いがある。
運営されるゲームによって必要回数や金額は違うが、全部現金で回した場合、3万~9万と幅がある。
大体は5万位が相場の模様。(2023年3月現在)
中には、ステップアップガチャ等と言った複数回数引く必要はあるが、低額で当たり易い(または最後には確実に当たる)ガチャを用意している場合もある。
ただし、実装するゲームによっては「天井前提」の排出確率設定にしていたり、キャラクターの成長システムに組み込まれて、複数回数当てる必要性があったりと、一概に良い面のみがある訳でも無い。
例えば、キャラが重複した場合に出るアイテム(○○の欠片と言う名称が多い)がレアリティ上昇やレベル上限突破に必要で、必要な強さになるまで過剰に当てる必要があるケース。
または、ピックアップされているキャラが他よりは当たり易いが、最高レアが出ても8割以上はピックアップ外で、天井交換を余儀なくされるケースもある。
具体的な数字を出すと、最高レアが3%として、最高レア枠が11名のキャラがいたとする。
この内、1体のピックアップのキャラが1%と仮定した場合、残りは2%で9人を割る訳なので凡そ1体辺り0.2%となる。
この場合、確かにピックアップキャラは当たり易いと言えるが、最高レアが当たっても3分の2はピックアップ以外のキャラとなってしまう。
すなわち「すり抜け」が多くなってしまう。
また、天井が実装されると、配布されるガチャチケットや無償通貨を常に天井ラインまで貯めると言う強迫観念にとらわれる人もいるのは、ある種のデメリットかもしれない。
(とは言え、無限に金を呑まれるのとどっちが良いかと言えば…)
更に幾ら天井があるとは言え、天井までに「当たる当たらない」は運次第でもある。
ソシャゲをプレイしているユーザーの皆様には自分の為にも、身の丈にあったプレイが出来るゲームを選ぶのをお勧めしたい。