※この記事には単行本未収録の重大なネタバレが含まれます。
概要
宿儺より"魔"に近づけるための儀式。言わば完全復活の手段の1つ。
主に肉体面の調整としての意味合いが強い。
解説
本来の『浴』とは、家宝として秘蔵する器物を外敵から守る手段として、呪具化させる儀式を指す。
方法は蠱毒を用い、厳選した生物を潰し濾す事で、得られた呪力の溶液に呪具化させたい器物を十月十日漬け込む事で完成する。
宿儺は縛りによる契闊で虎杖の肉体の主導権を奪い、伏黒の魂が折れたタイミングで伏黒を器に受肉し直す。
禪院家でこの『浴』を開始。
具体的な内容は、裏梅が呪霊を一体ずつ締めていき、主要な機関を自身の術式で凍結。
残った部位全てを濾し、膨大な数の呪霊を用いて『浴』を実行した。
しかし、宿儺は自分の指の傷を見て完全ではない事を悟り、伏黒の魂を完全に沈めるべく、仙台結界を目指す事に。