概要
第3話に登場したイシャバーナの民の一人。
仕立て屋カーレの娘。
足の怪我をヒメノに治療してもらったにも拘わらず、歩く事が出来ないため車椅子に乗っている。父が仕事の口に恵まれず貧しい生活を送っており、怪我見舞いの名目で国から支給される特別援助金で食いつないでいた。
バグナラクの襲撃によって父とはぐれ、フンジームの攻撃の巻き添えになりかけたところをヒメノに身を呈して救われて、走って逃げるよう促される。実は彼女の怪我はとっくに治っていたのだが、仕事がない父の為、特別援助金目当てで歩けないふりをしていたのだった。しかし「自分の我がままを貫きなさい」と叱咤激励を受けた事で遂に自分の足で立ち上がった。
その後父がセバスチャンから「女王のドレスの仕立て直し」という仕事を請ける事になり、生活に困る事はなくなると思われ、彼女も偽りの車椅子生活から解放されて自由に生きてゆくのであろう。
余談
直前の編集では仮病と決め付けているが、事故のトラウマや、長期の車椅子生活で、怪我自体は治っていても歩けない例は普通にある。版権作品では「クララが立った」が有名だが、あれを仮病だとか実際には有り得ない等と言う者は居ない。
名前
名前の由来は、おそらく父娘合わせてカレエダカマキリと思われる。