作品名
日本語表記は「シックスハートプリンセス」。アルファベット表記ではSix Hearts Princessでハート(Heart)が複数形になっている。この他「6♥Princess」、「Six♡Princess」という表記もある。公式略称は「6HP」。プリンセスと呼ばれるキャラが複数登場するが、Princessは複数形(Princesses)になっていない。
製作元・スタッフ
- キャラクターデザイン・コスチュームデザイン・作画監督:mebae
- メカデザイン・世界観設定:JNTHED
- CGアニメーション監督:三浦武蔵(STUDIO PONCOTAN)
- 編集:野々市谷有美
- 制作:STUDIO PONCOTAN
- 脚本・シリーズ構成:中川大地
- 企画・原案・監督:村上隆
概要
2010年、フランス・ベルサイユでの展示会でアニメのオープニング風&エンディング風PVが展示されていた。タイトルも含め、プリキュアシリーズを彷彿とされる内容であり、実際その本家の製作に参加したスタッフが起用されている。『南総里見八犬伝』に登場する珠に記された「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」がモチーフとして使われており、その文字を体に持つマスコットたちは村上隆テイストがよく現れたキモかわいいキャラクターとなっている。
2013年に各種商品展開を引っさげつつ新PVが公開される。2010年では変身ヒロインは三人いたが、新バージョンでは追加で一人新キャラが登場している。また、コスプレCureのサイトで情報が断片的に先行公開されており、上記の四人以外にも変身ヒロインは存在する。また、コスプレパフォーマンスステージが2013年から2015年までに4作開催されていた。詳細は、コスプレパフォーマンスステージ6HPで。2016年から放送されたアニメについては6HP(シックスハートプリンセス)で説明する。
評判について
日本国内では監督である村上は、商売人なのにアーティスト面しているという点で評価はあまり良くない。実際、彼が監督のめめめのくらげの評価も少し低迷気味である。
さらに、この作品は先述の通りタイトルも含め、プリキュアシリーズを彷彿とされる内容であることや第1話が線画・背景レイアウト状態で放映したことも仇となって、youtubeの日本版のpvでは低評価が多く付き、2019年12月時点では高評価200件近くなのに対し、低評価が300件近くという目を疑う数値である(動画のジャンルで多少上下するが、荒らしが常駐してたりそもそも評価自体が数件だけでもない限り、高評価が低評価の数倍以上になるのが普通である)。当然、コメント欄には監督や作品そのものへの批判や罵倒がひしめいていた。
また、ピクシブでもこれに関連したヘイトイラストも投稿されていた。
しかし、欧米諸国では彼の評価は日本での低迷ぶりからは想像がつかないほどの高評価を受けている。高級ブランドのルイ・ヴィトンとのコラボレーションを発表したりして話題性もあり、アートビジネスを成功させた人であることも事実であり、この作品にスポットライトを当てたコスプレイベントもあるなど、海外ではこの作品が愛されている。
それを物語るかのように、youtubeの海外版のpvでは高評価が2400件なのに対し、低評価はわずか100件近くである。
これは、欧米諸国に認められた人の作品であることを示しており、オリジナリティはイマイチではあるが、質はそこそこ良いことであることが言える、いわゆる「隠れた名作」であることを理解してもらいたい。
音楽
OP(2010年):五條真由美「six Heart Princess!~トキメキ☆魔法~」
作詞・作曲:STAR BALL CLUB 編曲:籠島裕昌
ED:五條真由美「ROCK you Princess!」
作詞・作曲:STAR BALL CLUB 編曲:川瀬智
※EDアニメの振り付けは前田健が生前行っていたようだ。
シュウ ウエムラとのコラボ曲:初音ミク「Pink_or_Black」
作詞・作曲・編曲:kz
関連イラスト
2010年版
2013年版
2016年版
関連動画
PV
関連タグ
外部リンク
- STUDIO PONCOTAN:http://poncotan.jp/
- 公式コラボしているシュウウエムラのサイト:http://www.shuuemura.com/xmas/japan/
- 6HP コスプレパフォーマンスステージ(facebook):https://www.facebook.com/6hpcosplay
- PONCOTAN 公式Twitter:https://mobile.twitter.com/poncotan_info