データ
概要
各地を放浪している、出自不明の盗賊の女性。
明るく活発な性格でノリがよく、誰とでも打ち解けられる。
「やっぴー!」「ですぞ」などと言ったり、他人に対しては「〜氏」付けで呼ぶなど中世の世界観のFEとは相反するネットスラングのような言い回しをする(中世の世界観に合っていない言動のFEキャラは多いのでユナカのみが際立っているわけではないが)
何やら過去を詮索されるのが苦手なようだが……?
その豊満なボディとは対照的に素早い動きで相手を翻弄するシーフが初期兵種。
主人公が率いる神竜軍にひょんなことから共闘することになる。
ユニット性能
盗賊らしく技・速さに優れ、力・守備は低めなユニット。
今作は盗賊でなくても宝箱・扉を開けられるため出番は少ない……?
…なんていうことはなく作中でトップクラスの最強ユニット。
今作のシーフは「隠密」というスタイルで地形効果を2倍にできるため、茂みや林(いずれも回避+30)等に隠れていれば回避は簡単に100を超えてしまいノーマル程度の相手なら攻撃がほぼ全く当たらなくなる。
さらに盗賊の装備できるナイフ(短剣)は武器強化で攻撃力が+2ずつされていくため、火力も高い。
ちょっと強化するだけで斧もびっくりな火力と剣をも上回る速さ、射程1-2を併せ持つ最強武器がお手軽に作れてしまう。おまけに毒効果で相手の防御も下げられ、三すくみでブレイクされることもない。
個人スキル『殺しの技術』は回避補正のある地形を利用する必要はあるが、安定して30%前後の必殺率を発揮できる。女性盗賊一人に突っ込んでいった騎兵や飛行兵が短剣一つで狩られていくのは痛快。
極めつけはエンゲージカムイで回避+30効果の地形をいつでもどこでも毎ターン作り出せてしまう。
これが手に入ってしまえばもうノーマル程度ならユナカが一人で無双するだけでクリアできてしまうレベル。
さすがにハード・ルナティックともなると厳しいが、それでも攻略には欠かせないユニットとなることだろう。
ただ実際の所、ユナカの強みはシーフとナイフとカムイの強みとも言い換えられる。
そのため、シーフに転職させればユナカより強くなるユニットも多い。
とはいえ序盤からシーフで参戦してくれるのがユナカの長所とも言えるため、問題はないだろう。
そしてそんなシーフ+カムイのコンボにも天敵がいる。
それはスタイル【魔道】のユニット。
このスタイルは「魔法で攻撃した際に、相手の地形効果による回避補正を無効化する」という完全なアンチ隠密とも言える特性を持っている。
当然だが地形による回避補正がなくてはシーフと言えど基本的には信用のおける回避性能とはならないので相手のユニットを良く見た運用が必要となってくる。
余談
- 「ユナカ」という名前は「ユナカイト」を連想させるため、出身はブロディアではないかと発売前時点では考察されていた。
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ネタバレ注意
その正体は元暗殺者である。
まぁ、スキル「殺しの技術」の時点でバレバレではあるのだが…
彼女の暗殺者時代の話はシトリニカとゼルコバの支援会話で聞く事が出来る。
生まれはブロディアの断崖の村で、貧しい両親の元に生まれたが、物心ついた時に捨てられ、殺し屋の男に拾われ「働き手」として殺しの技術を教えられた。
その男は「楽して金が欲しかった」と言いユナカに殺しを手伝わせたが、ある日突然倒れ「後継者が欲しかった」と告げる。
男は不治の病に侵されており、余命いくばくも無い状態だったのだ。
そして男は、今まで稼いだ金を元手に「これを報酬に自分を殺してほしい」と言い出した。
そしてユナカは、その男から依頼された「仕事」をやり遂げ、暗殺者から足を洗ったのであった。
ちなみに「ユナカ」と言う名は暗殺者から足を洗った際につけた偽名であり、本名は「ラリマー」。
本名の由来も、ドミニカ共和国から産出している宝石から来ている。