機体データ
形式番号 | ZGMF-1017M |
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全高 | 21.13m |
重量 | 80.41t |
武装 | MA-M3 重斬刀 JDP2-MMX22 試製27mm機甲突撃銃 |
パイロット | ラウ・ル・クルーゼ、ミハイル・コースト他 |
概要
次世代機就役までの繋ぎとして、ザフトの名機であるジンに近代化改修を施した機体。MMI-M729エンジン(ミーティアのプロトタイプ)をメインスラスターとして搭載したことで宇宙における加速性能、及び航続距離が飛躍的に上がり、増設した各部スラスターによって旋回性能も高められている。高機動化によって各関節部にかかる負担も増大したため、関節の強度も通常機の30%まで上げられている。
信頼性と生産性を最優先とした結果、使われた技術のほとんどは既存のもので革新的な機能は持っていないが、ノーマルタイプに近い操作性と共用パーツの多さで現場から強い支持を受け、本命だったゲイツの量産が開始した後でもこの機体を欲しがるパイロットが後を絶たなかった。それどころか後発機のダガー系ですら上回る機動性を目にした連合軍もテクノロジー解析のため、傭兵部隊に捕獲を依頼した程でもあった。
だが、連合製MSが登場する以前の設計であるために単なるブラッシュアップでは留まらない刷新の余地が残されていたことから、更に改修を施したジンハイマニューバ2型が誕生することになる。
活躍について
ラウ・ル・クルーゼが量産化1号機体を受理しており、グリマルディ戦線でムウ・ラ・フラガのメビウス・ゼロと邂逅し激戦を繰り広げた。
シグー配備後は、運用されていないようでヴェサリウスの格納庫でカバーをかけられていた模様。
ミハイル・コーストの機体については、カナード・パルスやサーペントテールなどエースパイロットに黒星をつけられる事が多く、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦のおりには、エドワード・ハレルソンのソードカラミティに右腕を斬られている。
立体物
HG1/144シリーズにラインナップ。劇中で使用した武器が同梱し、銃剣が脱着可能。