概要
依頼、もしくは自分の意志でターゲットを斬殺することを仕事とする者のこと。
やっていることはいわゆる暗殺者であるのだが、こと「人斬り」という単語が使われるのは非常に限定的であり、日本の、それも江戸時代幕末の勤皇志士や、それを取り締まる佐幕派士の「すこぶる剣の腕が立ち、その腕前をもって人を斬って活躍した者」に使われる事が殆どである。
そんな用途であるからか、人殺しであるにもかかわらず、講談や小説、現代のエンタメに至るまでヒーローじみた取り上げられ方をする者も少なくない。
特に幕末四大人斬りとされる薩摩の中村半次郎(桐野利秋)と田中新兵衛、熊本の河上彦斎、土佐の岡田以蔵が有名。