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概要

 示現流の名手で、薩摩出身の陸軍軍人

明治維新後の「中村半次郎」の名で、当時から粗暴な男といわれた人物だが、実は有識者で洒落者だったといわれる人物。

実際に西郷隆盛勝海舟大隈重信などの有名人が、彼のことを高く評価していたという記録が残っている。

 洒落者だった逸話で、陸軍少将時代には金無垢の懐中時計で軍服はフランス製のオーダーメイド・軍刀の拵えも純金張の特注品を愛用し、フランス香水を付けていたとされ、戦死した際にも香水の香りがしていたといわれている。

 幕末から明治にかけて、戊辰戦争などで活躍し、西南戦争で戦死する。

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