概要
「後悔先に立たず」のような立場になったケース。
これは食欲による生存本能が働くことで攻撃的になってしまう(せっかくの収穫を他者に取られた事から威嚇・牽制する意味がある)からだとされる。まあ食べ(られ)てしまったあとなのでどうしようもないのだが…。
せっかく楽しみにしていた好きな食べ物を、他者が知らずに(または故意に)食べてしまう事態が、世の中では少なくない。
また弁当を食べている際に好きなおかずを最後の楽しみに残しておいた、ショートケーキを食べている際に苺を最後の楽しみに残しておいた時などに、他者に「嫌いだから残している物」だと思い込まれ、横取りされるというパターンもある(これは他者の確認不足が悪いと思われるが)。
故事にも「羊斟の恨み」という言葉がある。端的に言うと部下の一人に羊のスープを食べさせなかった結果、恨みを買って戦争に負けたという逸話であり、食べ物の恨みは昔から恐ろしいものだと言うことがわかる。
創作物でも、他者が食べ物を勝手に食べて喧嘩に発展する話が多く存在するが、何故か 冷蔵庫の中にあったプリンを勝手に食べて喧嘩する話が多い→(プリン戦争)そして喧嘩の言い分としては「名前を書かないやつが悪い」というのが多いので、冷蔵庫の中の食べ物で名前が書ける物であれば書いておいた方が他者に食べられる恐れも少なくなるであろう。
何はともあれ、もし食べ物があっても「本当に食べていいのか」を考えるべき。下手に手を出せば、後に地獄が待っているかも知れない…。