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薬師の編集履歴

2023-04-25 23:10:09 バージョン

薬師

くすしあるいはやくし

日本における医師の昔風の呼び名。仕事としては診断と薬の処方、調剤が中心であった。薬の専門家なので、名前的にも今でいう薬剤師の方が近いかもしれない。
  • 「薬師如来(やくしにょらい)」の略称 →薬師如来
  • 「薬師(くすし)」は医師の古称(この記事で説明)
  • もしかして「薬師(くすりし)」:FFジョブであるくすりし、くすりしも読み方がくすしと異なるだけで昔の医師という意味ではあるが、薬剤師と名前が紛らわしいので、薬剤師的な意味での薬師を指す意味合いの時も、敢えて(くすりし)と読み分けている場合もある。

薬師

昔(薬剤師という職業がなかった時代)の言い方で「医師」。

外科医療技術は近代に入って発展が急速に進んだものであり、昔の医師の重要な仕事は病気の診断とそれに見合った薬の処方、そして薬の調剤と新薬の開発であった(勿論怪我の治療なども行ったが、縫合以上に高度な技術は無かった)。

このため医師を指して「薬の専門家」つまり「薬師」と呼んだ。


現在では薬師という職業はなく、薬師を「医師」と「薬剤師」の2つの職業に分割し、医薬分業という制度になっている。


当時は漢方がベースで、さらに日本独自の薬学が加えられたもの。

中国の書物を読めるのは僧侶だけだったため、兼業する者も多く存在していた。

同様の理由で医師が山伏陰陽師を兼ねている例も多かった。医陰両道の者はその服装から「永袖者」と呼ばれた。また山伏が作っていた薬の中には陀羅尼助百草丸のように現在まで続くものもある。


薬は戦国時代から需要が高まり「軍事物資」として重宝されるようになり

流通も大名が管理する等して、直属の薬師(今で言えば軍医)なども存在するようになった。特に甲賀忍者は薬の技術に関しても強く、現在甲賀地域に製薬業者が多いのはこの風土が影響している。


pixivにおいては、信長の野望onlineなど和風あるいは東洋風、

あるいはFFなどの西洋風いずれにせよファンタジーにおける職業を示すタグとして

主に用いられている。


関連タグ

信長の野望online マスターオブエピック ファイナルファンタジーシリーズ

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