※イベントに関するネタバレがあります
概要
原神Ver3.6に開催された、スメールのイベント。
教令院の各論派から代表が選出され、優勝者には賞金や冠などの報酬が渡される。
代表
生論派 ティナリ
卒業生。後輩らの推薦によって参加し、自身が開催するイベントの宣伝を目的としている。
素論派 セノ
卒業生。報酬にある七聖召喚のカードを狙い参加。
妙論派 レイラ
在学生。学生らの推薦によって参加。
因論派 笠っち
在学生。参加理由は不明だが、誰かが関わっている模様。
知論派 ファルザン
在学生。研究資金と後輩を得るため参加。
妙論派 カーヴェ
卒業生。不動産を買うための賞金を得るのと、亡き父の夢を叶えるため参加。
イベント内容
第一ラウンド
スメールシティに多数放たれた蝶の中から、3体の「迅速飛蝶」を探し出すミッション。早く見つけた順にポイントが入る。
片っ端から探す者も居れば知恵で集めるものもおり、香で蝶を集めたティナリが1位となった。
ファルザンとカーヴェは協力して機械仕掛けの蝶で仲間を呼び寄せ、2位となった。そしてくじ引きによってファルザンに点が入った。
そしてレイラは偶然蝶を見つけ、3位となった。
皆が蝶を探す間、笠っちはゆっくりコーヒーを飲んでいた。
試合の途中では、ディシアとキャンディスがシティ内を回っており、レイラが蝶を捕まえる手助けをした。
第二ラウンド
第二ラウンドは砂漠で行われ、地脈干渉器を停止することで点を獲得できる。水や食料の数に制限が行われ、過酷な環境での生存能力が試される試合となっている。
試合開始後、ティナリが熱中症で意識を失っていた。旅人が彼を介抱していると、笠っちがやってきて飲み水をくれた。
その後セノと合流し、ティナリは棄権するためアアル村へと向かった。
途中睡眠不足で体調不良になっていたレイラにも遭遇したが、彼女はまだ続行できるようだ。
ファルザンは遺跡に落ち、カーヴェはコサックギツネに付き纏われるなど、それぞれトラブルに見舞われ、出遅れながらも最後の地脈干渉器を発見した。
笠っちは優勝を狙っていないらしく、途中で棄権してアアル村で何かを探っていた。その目的は一体…
今回の勝者は素論派出身のセノ。2位はレイラで、寝てしまった彼女に代わって「もう1人のレイラ」が地脈干渉器を発見した。3位はまたファルザンとカーヴェが同率だったが、くじ引きでカーヴェに決まった。
今回の試合の裏では、不穏なことが起きようとしていた。ディシアとキャンディスがシティ内で偶然聞いた話によると、支援者であるサーチェンを狙う旅団員が出てきている。しかし、サーチェンがどこにいるのかは誰も知らないようだ。
第三ラウンド
今回の試合はマウティーマ稠林に隠された冠を探す事。
一方旅人は、サーチェンを狙っていた犯人が捕まったと聞き現場に向かう。現場では容疑者らが空飛ぶガキに殴られたられ、その後に緑の服の男が現れ質問されたらしい。
犯人はサーチェンの息子と彼の雇兵で、彼の資産を狙った犯行だったそうだ。
試合では、まずレイラが冠を見つけ、待ち伏せしていたファルザンと奪い合う。その隙に飛んできた笠っちが冠を奪い、ファルザンの機械やティナリの弓を避けながら飛んでいった。
その後セノとの大接戦が続く中、ファルザンの装置に捕まって飛んできたカーヴェとの挟み撃ちになる。
笠っちの手を離れ宙に浮いた冠は、メラックによってカーヴェの手に渡った。
その瞬間、カーヴェの脳内にサーチェンの声が響いた。
サチェーンは28年前、砂漠の暮らしの中でその民の苦労を知った。彼らを救おうとしたサーチェンは、自らが属する因論派の学問から答えを得ようとした。
様々な社会実験を行い、時にナガルジュナ団とも接触したが、結局彼が答えを得ることはできなかった。
彼は絶望から自殺を選んだが、その前に意識を保存できる冠を手に入れた。彼は意識の一部を冠へと残し、それを教令院に預ける事で、自らの研究の後継者となる者を探していたのだ。
だがそこまで聴くや否や、カーヴェは地面に冠を叩きつけて破壊。彼はサチェーンの研究を継ぐのではなく、残された資産を寄付することを選んだ。
冠は破壊され、賞金も貧困に苦しむ家庭に寄付されたため手元には残らなかったが、カーヴェには限定の七聖召喚カードが贈られた。
カーヴェはそれを欲しがっていたセノにあげようとするが、セノはタダでは受け取れないと100万モラで買い取った。
その後、それぞれの参加者は思い思いにフェスを楽しんでいだが、アルハイゼンと笠っちは姿を消した。
旅人はサーチェンの言葉を頼りにアアル村へと向かうと、そこにサーチェンの論文を読むアルハイゼンが居た。
アルハイゼンが去った後、ナヒーダと笠っちがその論文を探しにやってきた。
笠っち…放浪者はやはりナヒーダの依頼でフェスに参加していた。
ナヒーダはサーチェンの件は知っていたものの、知恵の神である彼女はその研究を否定しなかった。その代わり、有事の際に介入できるよう笠っちに見張らせた。
またナヒーダの目的はそれだけではなく、放浪者が自分の因果と向き合えるよう因論派で学ばせる狙いもあった。
その後の教令院に行くという任務では、サーチェンについて調べる世界任務をしているかによって少し変わる。
世界任務をしていた場合はカーヴェの選択肢によっても変わる。上の選択肢を選べばカーヴェとの会話で終わり、下の選択肢を選べばアルハイゼンが現れ二人で会話するという分岐がある。
世界任務
教令院のトーナメントとは別に、ドリーを介してサーチェンについて調べる任務が発生している。
娯楽ブース
各学派が学術を楽しく学べるよう、様々なブースを用意している。
生論派 生体模擬
生物模型を動かすゲーム。
素論派 ポーション対処法
ポーションでバフやデバフを得て戦う秘境。タブレットスタディー等の素論派のイベントに似ている。
妙論派 星合わせの画
星座を作るパズル。
因論派 真相究明
断片的な物語から真相を当てるゲーム。「ウミガメのスープ」のようなもの。
知論派 考古調査
アンカーで宝探しをするゲーム。以前も似たイベントが開催された。
妙論派 ルート構想計画
塵歌壺のような画面で足場を作り、ゴールまでのルートを作るゲーム。
Ver3.6アップデート
- 新エリア「荒石の蒼漠」
- 新週ボス「アペプのオアシスの守護者」
- 新魔物「深罪の侵礼者」「ヒルチャールレンジャー」「聖骸獣」
- 新キャラクター「遵生合和・白朮」(★5)、「天穹の鏡・カーヴェ」(★4)
- 新武器「碧落の瓏」(★5)
- 新聖遺物「水仙の夢」「花海甘露の光」
- 新伝説任務「知恵の主の章・第二幕」「懸壺の章・第一幕」
- 新任務「デートイベント・9」
- イベント「調剤エボリューション」「轟々たる風砂」「盛典と慧業」