天のゼオライマー
てんのぜおらいまー
OVA版『冥王計画ゼオライマー』の主役ロボット。OVA版の機体はこちらが正規の呼称・表記である。
概要
鉄甲龍が開発した八卦ロボの一体で、『天』の称号を持つ。同組織の所持する八卦ロボ達を上回る最強の力『天』を持ち、次元連結システムによる無尽蔵なエネルギーを利用して全てを破壊する力を持ち、転移で離れた場所にも一瞬でワープできる。
最大の技「メイオウ攻撃」は、ゼオライマーを中心に周囲全ての原子を一瞬にして分解し消滅させる威力を誇り、射程圏内で放たれれば回避も防御も不可能と、撃たれた時点で終了確定レベルの代物。これを放つ際、「メイ・オウ!」と聞こえる鈍い駆動音が響く。
デザインは森木靖泰。本来は原作漫画版の機体をOVA用にリデザインしたものだが、設定や外観を含めかなりのアレンジが入っておりほぼ別機体レベルになっている。また、氏の思い入れがある為か後に同氏がデザインしたガンダムにはデザインがセルフオマージュされていると思しき物がある。
武装
格闘
エネルギー波
次元連結砲
メイオウ攻撃
その他
OVAの製作・発売当時は各種アニメ誌等で特集が組まれておりカルト的な人気があったが、2000年代以降はスーパーロボット大戦にも参戦。寺田プロデューサーが「原作を再現して能力を設定したらやりすぎちゃった」と語るほど強く、イデオン等と並ぶバランスブレイカーとして活躍している。近年の人気・知名度はスパロボの影響による部分も大きいだろう。
ちなみに、メイオウ攻撃発動時に「天」の文字が浮かび上がる演出はスパロボ独自のもの。OVA本編では存在しない。
また、なにかと共通点の多いグランゾンとは合わせて語られる事もある。
立体化
バンダイのスーパーロボット超合金、グッドスマイルカンパニーのモデロイド等で商品化されている。