メイオウ攻撃とは、ロボットアニメ・OVA『冥王計画ゼオライマー』に登場した必殺技である。
似たようなポーズをとるイラストに、本タグが貼られるケースもある。
概要
作中の主役ロボットである天のゼオライマーの代名詞であり、最大の必殺技。次元連結砲とは違いこちらはOVAの発表当初からこの名称であり、その由来は本来無音だったこの技に音響スタッフが独断で後述の「メ・イ・オウ」と聞こえるサウンドエフェクトを追加し、それが監督の目に留まって採用されたというものである。
両手甲にある『次元連結システム』の出力部分の光球と、胸の中央に存在するシステムの中枢を共鳴させ、次元を超越して目標に強烈なエネルギーを直接叩きこむという大技(なお、風のランスターに対する初使用時のみ、両腕の光球をぶつけて発動させている)。炸裂したエネルギーは、物体を原子レベルで分解して標的を文字通り『消滅』させるという恐るべき威力を発揮する。
一旦発動してしまえばいかなる抵抗も防御も無意味になる完全無欠の「必殺技」。発動前の戦闘など、所詮茶番劇でしかないと思わせる程の無敵ぶりを劇中で見せつけている。
一応設定上は「氷室美久が同乗していなければ使用出来ない」という制限があるのだが、あくまで木原マサキ以外の人間が使用する事を制限する為の条件に過ぎず、木原マサキ(及びその人格が宿った者)が使用する際にはとある理由によって制限にすらなっていない事が劇中で判明している。
その気になれば、街一つどころか大陸に大穴を空けかねないほどの破壊力を秘めている。
両腕の拳を合わせるように、胸の中枢ユニットの前で組むシンプルながら独特のポーズでも有名となった。また発動の際の効果音は、ゼオライマーがあたかも「メイ…オーッ…!!」と低く唸るように発声しているようにも聞こえる。
スーパーロボット大戦に参戦した際、技モーションの一環として自機の称号である「天」の字が現れる様が追加され、それがスーパーロボット超合金での商品化の際にも追加パーツによって再現される事になった。
関連タグ
※絵文字で「⊃天⊂」と表記されることもある。