「あなたを楽園にご案内します。」
概要
ピルグリムと呼ばれるニケの1人。
地上の生存者が暮らす基地「エデン」のリーダーであり、同基地のニケ部隊「インヘルト」を率いる。
紫目にピンク髪のロングヘアーの美女。髪の左半分をカチューシャ編みし、サイドで薔薇状に髪をまとめている。
ウェディングドレスのような純白な衣装を着ている。メインストーリーやバーストスキルを発動する時には「エデンの武装」を身に付ける（メイン画像はエデンの武装を付けた状態）。
余談だが、スカートの丈が非常に短く、じっとしていてもパンツが見えてしまっている。もちろん、射撃時（後ろ姿）も丸見えである。
誰に対しても物腰が低く、丁寧な口調で話す穏やかな性格のように見えるが…。
ゲーム内での性能
| レアリティ | SSR |
|---|---|
| クラス | 支援型 |
| コード | 水冷 |
| 武器 | アサルトライフル |
| バースト段階 | Ⅰ |
大量の雑魚ラプチャーや、破壊部位のある大型ラプチャー戦に対応したスキルを持つ。
バーストスキル「失楽園」のクールタイムは20秒と、フルバーストの回転が早い。
とりあえず部隊に入れておけばなんとかしてくれる頼もしいニケである。
関連動画
キャラクターPV - ドロシー「楽園の翼」
ハーフアニバーサリーOVER ZONE主題歌『SATELLITES』
ドロシー（CV：斎藤千和）による歌唱
関連タグ
以下、ネタバレ注意
性格
普段の穏やかそうな雰囲気とは裏腹に、下記の「過去」が原因で人間不信に陥っており、大の人間嫌いである。そして、常に孤独を抱えている。
エデンへ入る試験を乗り超えた人間については、仲間として迎え入れている。だが内心は、自分に使えそうな人間を利用しているだけであり、使い物にならなくなると「楽園から追放する」という冷徹な面もある。
また、自分の考えにそぐわないニケに対しても皮肉を言うこともある。
その一方で、自分の想定外の出来事や他人の言動に対しては態度を豹変し、粗暴な言葉を使って激昂するなど、二面性を覗かせることがある。
過去
ハーフアニバーサリーイベント「OVER ZONE」で彼女の過去が明かされた。
メインストーリーより数十年前、第一次ラプチャー侵攻の最初期に編成された初のニケ部隊「ゴッデス」の隊員だったことが判明。
時が経つにつれてラプチャーとの戦いで部隊は消耗していき、部隊のリーダーだったリリーバイス少佐が戦死。ドロシーがリーダー代行となり、ゴッデス及び量産型ニケを率いることになった。
他のゴッデスの生き残りにスノーホワイト、ラプンツェル、紅蓮の3人がいる。
地下巨大都市アークへ移住する地上の重要人物の保護とガイドをする「アークガーディアン作戦」に従事。アークが完全に封鎖されるまでの2ヶ月間、アークへの入り口を護り抜くことになる。
幾度と繰り返されるラプチャーの襲撃に、量産型ニケ達は次々と斃る。そしてゴッデスの各隊員も疲弊していき、部隊としての統率が崩れていった。
そんな不穏な状況の中、量産型ニケの唯一の生き残り、ピナと出逢ったことで、彼女の心に変化が訪れる。ピナの数々の助言にドロシーは助けられ、ゴッデスも統率を取り戻していった。
いつしかドロシーはピナと友人になっていた。
ある日、ピナと2人で監視所を警備していたところ、ラプチャーからの奇襲を受ける。
ドロシー1人でラプチャーを全て破壊したものの、ピナはラプチャーからの攻撃を受けて侵食され、すでに手の施しようがない状態になっていた。ドロシーはやむを得ず自らの拳銃でピナを「処分」。そして悲しみに暮れた。
それ以降、ドロシーはピナの幻覚を見るようになってしまった。
ゴッデス各隊員も「死に引っ張られている」とそのことを察したが、ドロシーにとってはプラス効果になっていると感じたため、今まで通り彼女と接することを決めた。
時が経ち、「アークガーディアン作戦」の最終目標であるアークの封鎖が完了。
任務を達成したゴッデスもアークへ行けるもの思っていたが、実際はアークの総意によりゴッデスを地上へ置き去りにすることが決定されていた。
ドロシーはそのことを薄々悟っており、アーク側の通信手だったオスワルドに対してドアを開けるように怒りをぶつけたが、その願いは叶わなかった。
ゴッデス各隊員は、アークの入り口がラプチャーから襲撃されることを懸念し、監視所から離れて各人でラプチャーと戦いながら暮らすようになった。
ドロシーは暫く監視所から離れずピノの幻覚を見て生活していたが、リリーバイスの棺を見ていたところでピナの幻覚が消えてしまった。ここでドロシーはようやくピノの死を受け入れ、彼女に対して感謝の意を述べて涙を流した。
そして、自分達を受け入れなかったアークへの復讐を誓うのだった。
