概要
『ドラゴンクエストⅣ』に出てくる町。
「歌と踊りの町」を別称とするくらい芸能が盛んで、町の中心に大きな劇場がある。
第4章はこの町から物語が始まる。また、第5章ではパノンが舞台でお笑いをやっている時期もあり、総合的に興行の盛んな町だと言えるだろう。
pixivでは、この町をメインに活躍していたマーニャ・ミネア姉妹の絵に付けられるタグ(モンバーバラの姉妹タグと使いどころは同じ)。
町に入って直ぐにセーブポイント(教会)があるため、(第5章以降)ゲーム中では良くお世話になる町でもある。
ちなみに、ルーラの行き先で2ページ目の一番下という位置は、ドラゴンクエストⅢのダーマ神殿(こちらもセーブポイントとして多用される)と同じである。
小説版
久美沙織の小説版では、第4章で描写される。
歌と踊りを売りにした歓楽街であり、踊り子のショーは連日満員の大人気を誇る。
時系列が原作と異なっており、パノンのステージが過去に大人気を博した事がスタンシアラで明らかとなっている。
宿屋の二階はぱふぱふ館となっており、男に一夜の夢を与える場となっている。
アッテムトで金を掘り当て、豪遊に来た若者達をマーニャ達踊り子が散々持ち上げて相伴に預かり、いざ事に及ぼうとするのを「そういう女の子じゃないから」と言って袖にするのがたびたびだった。それを見たぱふぱふ館のお姉さん達から「罪作り」と言われても、仲間と共にオバサンのひがみだと笑っていたが、後にアッテムトを訪れた時に、ガスを吸って苦しむ人々の姿を見たマーニャは、あの時すっからかんになった彼らが悄然と戻った後の事を思い、遅すぎる後悔を覚える。
キングレオ城から宴と称して多くの女が集められ、モンバーバラからコーミズの洞窟へ向かう途中の姉妹は綺麗どころを満載した馬車に相乗りさせてもらう。
後にキングレオ城に潜入した姉妹とオーリンは、男女が入り乱れた酒と薬による退廃の光景を目の当たりにする。マーニャ曰く「モンバーバラでもいっとう過激なぱふぱふ館でもここまではしない」という程の有様で、その後揃って進化の秘法の実験台にされた事が第5章で描かれた。