概要
所属国 | アメリカ合衆国 |
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活動 | 1957年7月1日 |
兵力 | 約2万4000人 |
本部 | ハンフリーズ基地(京畿道平沢市彭城地区) |
管轄 | アメリカインド太平洋軍 |
在韓米軍(ざいかんべいぐん、英語:United States Forces Korea、韓国語:주한 미군、読み:チュハンミグン、略称:USFK)は、韓国国内に駐留しているアメリカ軍部隊。米韓相互防衛条約と在韓米軍地位協定によって駐留しており、在韓アメリカ軍と大韓民国国軍は対等であるが、戦争が発生した時は米韓連合司令部の作戦統制下に置かれて統合・指揮される。
歴史
初期
1945年8月に日本が第2次世界大戦で降伏して朝鮮半島はその統治から正式に離脱し、同年9月にアメリカは北緯38度線から南の領域に軍政庁を設立して南朝鮮の占領統治を開始した。1948年8月にアメリカの軍政庁の統治を継承した大韓民国(第一共和国)が成立し、1950年6月に朝鮮戦争が開戦した時に在韓アメリカ軍は国連軍の主力部隊として派遣された。
現代
1953年7月に休戦協定が締結されて休戦となり、同年10月に両国の同盟関係が確立され、アメリカ軍が韓国に駐留する事となった。1978年11月に米韓連合軍司令部が設立され、これは韓国に対する外部からの侵略を抑止し、必要に応じて撃退する事を役割としている。2010年11月に延坪島砲撃事件が発生した時、改めて戦時作戦統制権についての問題が注目を浴びた。