概要
線内にある豊島駅と共に愛知県最南端の駅。
1924年に渥美電鉄の駅として開業し、1940年に名古屋鉄道に併合され同社の渥美線の駅となったのち、1954年に豊鉄に移管され現在に至る。
かつては西方の黒川原駅まで伸びていたが、戦時中の1944年に当駅以西が不要不急路線として休止になり、戦後、渥美線が豊鉄に移管されるよりも前に当該区間が廃止されたため、現在は終着駅である。
駅北側に駅舎があり、駅前からは豊鉄バスによる保美営業所、伊良湖岬方面のバスが発着しているほか、途中まで渥美線と半ば平行するものの豊橋駅へのバスが昼間時間帯に運行されている。
駅構造
頭端式ホーム2面4線の地上駅。2013年の駅舎改築以前は単式・島式ホーム2面3線だった。
普段使用されている2番線と、一部列車が使用する1番線には屋根があるが、あまり使われない(2023年現在定期運用では早朝のみ入線)3・4番線は雨ざらしの状態になっている。
東海地方の鉄道では珍しく発車メロディが採用されており、1・2番線では「朧月夜」、3・4番線では「椰子の実」が流れる。
のりば | 方向 | 行先 | 備考 | 隣の駅 |
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1 | 上り | 新豊橋行 | 1日数本のみ | 神戸駅(15)→ |
2 | " | " | 通常はこのホームより | " |
3・4 | " | " | 臨時ホーム | " |
関連
犬山遊園駅:愛知県最北端。