モミの木
もみのき
マツ科モミ属の常緑針葉樹。クリスマスツリーに使われることで知られる。
概要
マツ科モミ属に属する常緑針葉樹。日本特産で、暖帯と冷帯の境界付近(東北地方から関東地方、甲信越地域)を中心に分布し、広葉樹に混ざって生育する。
幹がまっすぐ立ち、樹形は円錐形で、樹高25mを超える大木になることからよく目立つ。神社の神木となっているモミも多いが、大気汚染に弱く、大都市圏ではほとんど見られない。
本種はモミ属(英語ではFirと総称される)樹木の中ではもっとも南部に分布する。日本に自生する他のモミ属としてはシラビソ、トドマツ(北海道に分布)などがある。
花言葉は高尚、昇進、時間、時、永遠、向上、高くそびえるなど。
誕生花は10月7日、11月20日、12月24日など。
古くは「モムノキ」と呼ばれており、風に揉み合う様子の「揉むの木」が語源と言われる。