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モミの木の編集履歴2023/05/13 20:04:08 版
編集者:hirai_killima
編集内容:全体を加筆。

種名は単にモミ)だが、pixivで「モミ」のタグポケモンのキャラクターに使用されているため、この記事で取り扱う。

概要

マツ科モミ属に属する常緑針葉樹。日本特産で、暖帯冷帯の境界付近(東北地方から関東地方甲信越地域)を中心に分布し、広葉樹に混ざって生育する。

幹がまっすぐ立ち、樹形は円錐形で、樹高25mを超える大木になることからよく目立つ。神社神木となっているモミも多いが、大気汚染に弱く、大都市圏ではほとんど見られない。

本種はモミ属(英語ではFirと総称される)樹木の中ではもっとも南部に分布する。日本に自生する他のモミ属としてはシラビソトドマツ(北海道に分布)などがある。

花言葉は高尚、昇進、時間、時、永遠、向上、高くそびえるなど。

誕生花は10月7日、11月20日、12月24日など。

古くは「モムノキ」と呼ばれており、風に揉み合う様子の「揉むの木」が語源と言われる。

利用

材は白色や淡い黄色で、柔らかくて加工しやすい。白い木材の好きな日本人の好みに合うため、内装材や家具材として好まれる。強度はかなり弱く、比重の値が近いスギと比べてもかなり脆く腐りやすいので構造材としてはあまり使われない。

日本ではクリスマスツリーによく使われることで知られるが、クリスマスツリーはモミ属樹木と決まっているわけではない。欧州ではコーカサスモミのほかオウシュウトウヒ(トウヒ属)などの利用が多い。北米バルサムモミのほかヨーロッパアカマツ(マツ属)などがよく利用される。

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