概要
映画版には登場しないが、原作では全7巻通じて登場する。
ピーブズの名前の由来はイライラさせるものという単語であり、その名の通りホグワーツの住人全てに嫌がらせをする存在。いつも城のどこかで大声を上げては騒ぎを起こし、物をひっくり返したり水浸しにしている。ただし血みどろ男爵の言うことは聞く。
ポルターガイストであり、ゴーストと似て非なる存在。その正体は混沌の化身であり、ホグワーツに集う大勢の子供たちの集合的無意識から生まれた存在。吸魂鬼のような不変・不死。管理人のアーガス・フィルチはなんとかピーブズを城から追放しようとしているが、原作者によれば「ダンブルドアもピーブズを追い出すことはできない」
誰の味方でもないトリックスターであるが、悪戯の申し子フレッド&ジョージが魔法省からの刺客とも言える悪女ドローレス・アンブリッジを困らせ、ピーブズに彼女への嫌がらせを託しながら派手にホグワーツを中退した際には彼らに会釈をした。結構な名シーンである。
最終巻のホグワーツの戦いでは死喰い人の上にウジムシを撒き散らし、ホグワーツが勝利した暁にはハリーを褒め称える自作の歌を歌っていたため、一応はホグワーツ側の味方である。
映画にも出演予定でリック・メイヨールが演じて撮影もされていたが
監督がデザインを気に入らずに全てカットされてしまった。良くも悪くもムードメーカー的存在だったので、映画版に登場しなかったのが非常に残念である。
なお、リック・メイヨールはコメディアンであり、2014年6月9日にランニングから帰宅後に倒れ亡くなっている。
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