概要
長髪の如何にも幸薄的な雰囲気の女性だが芯は強くて優しい人物。アニメ版では原作よりも若く描かれている。
本編開始前
妖狐時代に瀕死の重傷を負った蔵馬が魂の転生先として選び、生まれてきた秀一の精神が妖怪の蔵馬であることを知らずに愛情をもって育てるがその影響で蔵馬は人間・南野秀一としての心も持つようになり、夫 (秀一の実父) を亡くした後は秀一を女手ひとつで育てていく。
蔵馬が9歳の時、蔵馬が棚の上に置いてある空き箱を取ろうとして落として割ってしまった皿の上に落ちそうになった際、咄嗟に蔵馬を庇うがその代償として、自身の腕を負傷し、傷跡が残ってしまう。それでも志保利は蔵馬が無事だったことに安堵し、そんな母の愛は蔵馬の心を打つのだった。
ちなみにアニメ版では傷の話はカットされたがOVAのほうでは断片的にだが描かれている。
初登場時
パート先で知り合った中小企業の畑中社長と交際を始めたのも束の間、重い病気で入院。
危篤状態に陥るも蔵馬が母を救いたい一心で盗み出した闇の三大秘宝の1つである暗黒鏡に願ったことで病死を免れ、回復に向かう。
ちなみに畑中はアニメ版では魔界統一編まで登場せず。
再登場時
暗黒武術会編で再登場した際には畑中とデート(アニメ版では家を出た直後のシーンのみの登場)をしていたが呂屠の使い魔に尾行されていることに気づいておらず、最終的には蔵馬が呂屠を倒したことで命拾いする。
魔界の扉編では柳沢光成が擬態した偽者を暴く際の浦飯幽助の質問で年齢や今秋に畑中と式を上げる予定であることが判明。
魔界統一編では時期を繰り上げて、7月に再婚。本来なら幽助も出席するはずだったがその前に魔界に行ってしまい、アニメ版では桑原和真が出席している光景も描かれた。
翌月の8月、蔵馬が魔界に滞在する口実もあって、蔵馬が用意した海外旅行に畑中と共に出発するが黄泉に事実上の人質にされてしまった。
幸いにも黄泉が改心したこともあり、無事に旅行を終えて、帰国するも今度は皿屋敷市とその周辺が異次元砲の標的になったために蔵馬の指示で畑中と共に避難することになった。