呂屠
4
ろと
『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター
声優:森川智之
六遊怪チーム次鋒。中指と手の甲が刃状に変化する事により、鎌状の武器(カマイタチ)を放つ事が出来る。他には情報収集に長けており使い魔を使役する能力を持つが、それ以外に技術が無いために卑怯な行為で戦うのが持ち味となっている。直接的な戦闘能力に関しては、蔵馬に初見で攻撃を見切られる程度。
戦闘を目の当たりにした飛影からは「話にならない」と吐き捨てられ、アニメ版では左京からも「役者不足」と酷評されている。また、チームメイトの鈴駒も呂屠の戦法に対して批判的な発言をしていた。
武術会では次鋒戦で蔵馬と戦うが、事前に蔵馬の人間界での生活や母親である志保利の事を調べ上げ、使い魔を志保利の近くに潜ませ、使い魔に指令を送る役目を持つスイッチを盾に脅迫し蔵馬を執拗にいたぶった。当然ながら蔵馬の逆鱗に触れてしまい、こっそり自身の身体にシマネキ草の種を植え込まれた事に気付かなかった上に、すぐにトドメを刺さなかった事が災いし、気付いた時には身体が動かなくなる程にシマネキ草が根付いてしまっていた。直後に命乞いをするものの当然聞き入れられるはずがなく、蔵馬の「死ね」という言葉で急成長したシマネキ草で身体中を体内から突き破られ絶命した。そして彼の絶命後、「皮肉だね 悪党の血の方が綺麗な花が咲く」という蔵馬の名台詞へと繋がるのである。
なお、飛影によると使い魔は呂屠の死を察知すると同時に、志保利に手を出す事無く姿を消したとの事。
余談だが、呂屠は暗黒武術会本戦における参加選手で最初の戦死者であるが、同時に作中で自業自得とは言え卑劣な作戦や挑発行為で蔵馬の怒りに触れ、凄惨な最期を遂げた最初の犠牲者でもある。
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