概要
元々は古本屋ちゃんと呼ばれていたモブかわの一体だった、
主人公であるちいかわ同様に「喋らない」タイプのちいかわ族であり、古本屋を営んでいたが、モモンガと関わった事でなし崩し的に彼との交流が始まる。
ちいかわ族の例に漏らず、討伐の仕事もしているらしいが、ちいかわトリオのようにチームを組んでいる様子はなく、一人で討伐に行っていると思しき描写がある。
性格
基本的には内気で自分から強く他者と関わる性格ではないが、親切でお人好しで、面倒見の良いキャラクターであることが随所で描かれている。
一方で、古本屋を営んでいることからも分かる通りに読書や本が好きで、本に関係することでは積極的な様子を見せる。
また、モモンガが一本ツノちゃんの慟哭にちょっかいをかけようとした時には、モモンガを食事に誘う形で止めており、他者に対する気遣いや心配りができるタイプの人間性を持っている。
モモンガとの交流
モモンガとの交流は、モモンガがカニちゃんの古本屋で本を購入し、その本の読み聞かせをねだったことから。
それ以降、何くれとなくモモンガの世話を焼く形で登場していたが、後にトレードマークとなるカニのハサミのカチューシャを手に入れるまでは黒塗りで表情の分からないモブかわという形で何度も登場していた。
ある日、モモンガが鎧さんの一人からもらったカニのハサミのカチューシャを上げたことで、初めて全体像が描かれることになり、そこから作者であるナガノ先生のカニの絵文字と共に、カニちゃんの愛称で呼ばれてレギュラー入りすることになった。
モチーフ
ファンからの愛称はカニちゃんだが、これはカニをモチーフにしたキャラクターであるからではなく、カニのハサミ型のカチューシャをつけている為である。
正式なキャラクターモチーフは未だに明かされておらず、ファンの間ではピンク色の体色と出っ歯の見える口元から、ハダカデバネズミが元々のモチーフではないか？とも推測されている。
ファンからは、メインキャラに昇格し表情が描かれるようになった描写がわたモテに登場するサチのそれに似ていると指摘されている。(ナガノ氏は原画展を見に行ったりファンアートを書く位のわたモテファンである)
