CV.井口裕香
概要
ふわふわで可愛らしい風貌の白いモモンガ。
が、初登場時からやたらと自分自身の「可愛さ」をアピールするかのように振る舞うなど、見た目に似合わぬふてぶてしさと傍若無人ぶりを見せる。また、欲しい物は全て手に入れたがるなど強欲な一面もある。
生活態度も享楽的で労働意欲が低いらしく、他のちいかわ族のような労働している様子はなく、もっぱら自分で見つけた「無限白米湧きドコロ」の白飯を食べて暮らしている。
作中の行動
- 2020年7月22日に初登場。
ゲームセンター編
- ちいかわたちに体が入れ替わるスロットマシンのような機械の存在を聞いた際は、その機械を「こりゃなんとも物騒な」と意味深な発言をして破壊する。
食料危機編
- 無限白米湧きドコロが涸れてしまった事でうまい食べ物を探し回っているうちに、たまたま出会ったちいかわに噛みつき食べようとする(直後に「うまみがない」といってやめた)が、ちいかわは集めた実をモモンガに嫌々ながらも与える。
- ちいかわ&ハチワレの勧めで夜間に綿毛のような物体を採集する「夜の採取」の仕事をすることになる。
- 全くやる気がないながらもモフモフの尻尾のおかげでかなりの量の綿毛を採ることができ、その報酬でちいかわ&ハチワレと共に定食屋に行って朝定食を買って食べた。
- そしてその時は「なーんか、やけにうまみがあるような」と言い、また「頑張った後のご飯はおいしいよね」と笑い合う2人を見て「…眩しいッ」と呟いていた。
島編
- セイレーンとラッコの戦闘時には島民から渡された武器「びんよよ」でラッコの足を引っ張った結果ラッコがセイレーンに捕まってしまったり、島の言い伝えの「永遠の命」に興味を持ったことでセイレーンの目の前で人魚を食べようとして怒りを買ったりと、トラブルメーカー的な行動が目立っている。
- また、そのことでちいかわに責められても「ほっしいもんは手に入れるんだよッ」と悪びれずに述べる等強欲で身勝手な面も目立っている。
他キャラとの関係
ちいかわトリオ
特にちいかわから、初登場の頃にぶつかって食べ物を落とされたり、その後も泣かされたり、噛みつかれたり…と好感度は低い。ハチワレから「仲良くなったの?」と聞かれた際には首を横に振っている。
島編でもトラブルの元凶となって悪びれない様子から嫌な顔されており、逃亡中に二手に分かれた際にモモンガと一緒になった際には悲鳴をあげる程。しかしやられっぱなしという訳ではなく、真っ向から抵抗することもある。
(ちいかわとの公式イラスト)。
うさぎとはある時偶然鉢合わせしたが、突然奇声を上げるうさぎを追い返したり、一人占めしようとした「無限白米湧きドコロ」が食べられる→カレーを入れられる、うさぎが食べているトーストを欲しがった際に物々交換を要求されて「イーヤーヤダヤダ」と拒否した際には「ウーラーヤハヤハ」と真似されたりと、うさぎ相手には振り回されている。
労働の鎧さん
2020年7月30日に投稿された回に、唐突にモモンガから「叱れ」と言われたのを最初に、ことある事に絡まれたりされている。
基本的に塩対応ではあるが、なんやかんや汚れを落としたり、冬毛になったモモンガの毛玉を切ろうとしたり、カニのカチューシャをあげたり等している。
古本屋/カニちゃん
2022年8月10日投稿にて、モモンガが古本屋で売っていた「甘えん本」を買って(最初は金を支払わずに持っていこうとした)、読み聞かせをさせられた事がきっかけ。
しかし、その後に再会して以降は古本屋がモモンガに風呂屋へ連れていったり、一本角の慟哭にちょっかい掛けようとしたモモンガを止めたり、「あんまいクリームの湧く場所」を教えたり、モモンガに寄生したキノコを取ってカレーチャーハンを振る舞ったりと関わっていた。
ある時、労働の鎧さんからカニのカチューシャを2つ貰ったモモンガに「荷物だから置いとく」と頭に被せられ、それを見た労働の鎧さんが「あげたのか友達に」と言われた後、古本屋はモブからレギュラーへと昇格した。
正体?
ファンの間では、「でかつよ」こと「なんかでかくて強いやつ」との関連が指摘されており、この「でかつよ」と「モモンガ」の精神が、何らかの方法で入れ替わっているのではないか?と推測されている(つまり今のモモンガは、中身がでかつよということになる)。
- 初登場時の「ついにやったゾ!」「おもいっきりかわいこぶってやる…」というセリフから、「可愛く思われること」に強いこだわりがあることが覗える。
- (参照)
- でかつよ(中身は本来のモモンガ?)に「返せッ!」と追い回されたり、モモンガ自身も挑発するように「イーヤー、ヤダヤダ」と言いながら逃げ回ったりしている。
- (参照)
- 5巻の表紙にでかつよと共に描かれている。
- ちいかわに噛みついて「うまみがない」と発言。
- (参照)
あのこやキメラの例を見るとでかつよなどの怪異のいくつかはなんらかの要因でちいかわ族が変異した物とも考えられるので、この2つの要素を踏まえるとモモンガは「ちいかわ族から一旦でかつよに変異した後、体を入れ替える形で元に戻った」可能性も考えられる(一応こう考えると、「モモンガがなぜ、ちいかわ族の体を手に入れてまでかわいこぶりたがったのか」という点について辻褄が合う)。
この説に則って見ている読者は、中身がでかつよ(とされた場合)の今のモモンガを「偽モモンガ」と呼んでいるファンや、逆に現在でかつよの体になっている本来のモモンガ(とされる方)を「真モモンガ」と呼ぶファンもいる。
なお2023年時点の現在でも、この説は公式には明言されていない。が、島編にて帰りの船の上で人魚の肉を食い損ねたことを惜しみつつも(セイレーンに捕まって閉じ込められたら)この体で可愛い子ぶれなくなる。と発言しており、最早隠していない。
2024年6月の更新では「魔女」とお互いに面識がある素振りを見せており、魔女の力によって入れ替わった可能性がさらに強まっている。
余談
時折、本編で見せている不敵な表情と異なるおとなしげな様子のイラストが発表されることがあり、「これが入れ替わる前のモモンガではないか?」と推測したファンもいる。2024年7月の投稿では水で顔を洗うおとなしい表情をしたモモンガの夢を見たでかつよが驚いたように水面に向かった後そこに映るでかくて強そうなままの自分の顔を確認してがっかりするという描写があった。(参照)
関連イラスト
関連タグ
- コラボ相手
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