概要
ナガノ氏の漫画作品「ちいかわ」の公式X(Twitter)にて、2020年8月27日に投稿された「くらしたい」というタイトルのイラストに描かれていた、黄色いモンスターのような生物を説明するときに書かれた言葉。
「ちいかわ」の「なんかちいさくてかわいいやつ」と対になっている。そのため、ちいかわと同様にこの絵に書かれた黄色いモンスターの名を「でかつよ」(※公式化)、このモンスターと同じく「巨体」を持ち、ちいかわ族に危害を与える存在を「でかつよ族」(こちらファンの間で呼ばれる非公式愛称)と呼ぶようになった。
キャラクターとしての「でかつよ」については、こちらの記事を参照。
でかつよ族
前述のとおり、「でかつよ族」はファンの間で呼ばれている非公式の呼び方である。
便宜的に「種族」としているが、実際にはちいかわに登場する敵である怪異の中でも、「巨体」で印象に残るキャラクター性の強いものたちをまとめてこう呼んでいるだけで、共通の特徴や仲間意識、集団としてのまとまりがあるわけではない。
「なんかでかくて強いやつ」として書かれた存在は、「何か嫌なことがあったらバーンとねじふせて、音速で駆け回り、生きるために食物をむさぼり、闘志を燃やす」生物だが、これが全ての「でかつよ族」に当てはまるかは不明。
ただし、このイラストに描かれた「でかつよ」と、漫画本編に出てきた「でかつよ」は、かなり性格が異なる。
「おっきい討伐」という労働で討伐対象にされており、ちいかわ属が度々討伐に出向いている描写があるが、とても強く複数で立ち向かっても勝てないことがある。
報酬も通常の討伐より良いらしい。
一覧
※あくまで、ファンに「でかつよ族」とされるキャラクターであり、公式設定ではない。また、定義もないため、人によってでかつよ族に含むか含まないかは異なる。ここでは、多くファンにでかつよ族と呼ばれている存在を記載する。
共通点としては大きな獣のような外見に加え、知能を有し意思疎通ができる(分かり合えるとは言ってない)ことが挙げられる。
作者になんかでかくて強いやつと紹介されたキャラクター。ちいかわ族をねじ伏せ、音速で駆け回る存在。…なのだが、漫画本編では、モモンガに逃げられたり、別のでかつよ族に怯えたり様子がおかしい。
「おっきい討伐」対象にされていた。段々と狂暴になっており、ちいかわ族に明確に危害を加える描写があり、大怪我を負ったちいかわ族も現れている。
島編に登場。作中でもトップクラスの強さで、とある理由から島に住むちいかわ族を拐い、味噌漬けにして食べていた。
※最新話ネタバレの為回覧注意
その他
名前が長いため、「でかつよ」と省略した呼び方が普及しており、pixivのタグも同様である。
また、「でかつよ」は黄色いモンスターのことであるが、「でかつよ族」の代わりとして、当タグや「でかつよ」をセイレーンやあのこのイラストについているユーザーも少なくない。