CV:島袋美由利
概要
ちいかわに登場するキャラクターで、いわゆる準レギュラーに当たる。元々は2巻の描き下ろし漫画で初登場し、後に本編にも登場する様になる(参照)。
ちいかわやハチワレと言ったレギュラーキャラクターに食事関係の事で絡むことが多く、栗まんじゅうと並ぶグルメレポートキャラ。また、沖縄関連のグルメや情報を出してくる事も多い。
主に討伐や草むしりなどの体を張った仕事で生計を立てているちいかわやハチワレと違って、シーサーはラーメン屋の「郎」でバイトをするなど、サービス業を行っている(スーパーアルバイターという資格を持っている)。
郎のマスター(黄色い鎧さん)を「お師匠」と呼ぶ。 現在は、お酒の資格を取得するために勉強をしており、お師匠とお酒を飲むのが夢。
キャラクター像
それなりに喋ることができ、さんぴん茶やコーヒー泡盛など、沖縄の特産品をちいかわたちに勧めている。なお、作者のナガノは宮古島に住んでいた時期があり、その時期に経験した事を反映したキャラクターである為か、彼が持ち寄った沖縄情報は宮古島関連の物事が多い。
具体例を上げると、サーターアンダギーのことを「さたぱんびん」と呼んでいたり、いらっしゃいの掛け声を「んみゃーち」と発音している。
また、演者である島袋美由利も沖縄出身とキャラクター設定と合わさった配役となっている。
ファミリーマートとのコラボではメイン級の扱いを受けていた。
栗まんじゅうとの関係
- ある時、酔っ払った状態で「郎」にやってきた栗まんじゅうに対しステーキを提供(沖縄の一部の人がお酒のシメにステーキを食べる、シメステーキ文化があるため。ただ、これはシーサーが独断で提供していた事がラーメン屋の鎧さんの反応から分かる)。
- その後、泡盛を飲んでいた栗まんじゅうにコーヒーをあげる ・ 外で勉強して寝てしまったシーサーに栗まんじゅうがカルパスを置いていく等のやりとりがあったが、ちいかわ世界において「飲酒には資格がいる」という事から栗まんじゅうから「お酒の資格」の勉強する為、行動を共にする事が増える。
- 『島編』でも他キャラ同様に2人とも島に来ているが、ビールの飲み過ぎで二日酔いになった栗まんじゅうを介抱していた事で幸いにもセイレーンによる襲撃・誘拐等の騒動に巻き込まれずに済んでいた。
- ちいかわと島二郎によるハチワレやラッコ先生達の救出後、騒動を知ってセイレーン戦に参加。セイレーンの歌を使わなくさせる為の「激辛カレー」を作る料理隊長となる。
- ナグリビトに襲われた際に禁酒期間が長すぎて腑抜けてしまった栗まんじゅうの所に向かって逃げたときに栗まんじゅうが何故戦わないのかと言いたげな険しい表情と態度を向けていた際に「討伐得意じゃないです!!討伐特技じゃないです!!」と発言している(結局栗まんじゅうが1人で戦ってなんとかした)。
- 難を逃れて周囲を見回すと、おでんの具やチーズ、軟骨揚げが自生しており、その場を「おつまみ畑」と形容する。緊張感からの達成感も相まってシーサーの言葉に触発された栗まんじゅうは飲酒の喜びを思い出し、晴れて飲酒を再開する。