霧島一博
きりしまかずひろ
鹿児島県出身の元大相撲力士。陸奥親方。
経歴
1959年4月3日生まれ、現在の鹿児島県霧島市出身。最高位は大関。
本名は「吉永一美」。
中学校時代は柔道を習っていたが、中学卒業後に元鶴ヶ嶺が親方をしていた君ヶ濱部屋へ入門し、1975年3月場所に初土俵を踏む。
千代の富士と同じく筋力トレーニングを重視した力士のひとりであり、その鍛え上げられた筋肉美から「和製ヘラクレス」と称される程に。1990年3月場所で優勝争いを繰り広げ、場所後初土俵から通算91場所・30歳11か月での新大関昇進が決まった。
1996年3月場所で現役を引退した後は、ちゃんこ店「ちゃんこ霧島」の経営をしながら(1997年より)陸奥親方として陸奥部屋で後進の指導をしている。横綱鶴竜の井筒部屋からの移籍を引き受けたほか、大関に昇進した霧馬山に自身の四股名を継承させた(→霧島鐵力)。