五島列島
ごとうれっとう
長崎県の西方沖にある列島。
概要
最も南にある最大の島、福江島から北へ並ぶ久賀島、奈留島、若松島、中通島の5つの大きな島を中心として約140の島々からなる。行政区域としては五島市・新上五島町・小値賀町・佐世保市(宇久島と周辺島嶼)の2市2町に分かれる。
江戸時代には隠れキリシタンが多く暮らしており、明治以降に相次いでカトリック教会が建築された。
2016年1月現在、メイン画像の頭ヶ島教会等が「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として世界遺産登録申請中である。
主産業は漁業と観光。漁業はかつては遠洋漁業や捕鯨で栄え、現在もアワビやサンマ(冬季に近海で漁獲可能)等が獲れる。観光ではほぼ全域が西海国立公園に含まれ、前述の教会群と豊かな自然が売り。