概要
南米を流れる川で流域面積は世界最大を誇り、
コンゴ川、ナイル川、ミシシッピ川の2倍程度、オーストラリア大陸の面積に匹敵する705万㎢。水深も深く、河口から4000km上流まで遠洋航海用の船が航行出来る程。平均水深は雨季で40m。
名称としてのアマゾン川はペルーのアンデス山脈のミスミ山を源流とするウカヤリ川とラウリクチャ湖から流れ出たラウリクチャ川/マラニョン川がイキトス付近で合流する所からの川を指す。ただし、ブラジルに入るとこの川はソリモンエス川と呼び名が変わる。ブラジル国内を2000km下ったネグロ川との合流地点から、再びアマゾン川と呼ばれるようになる。このアマゾン川には、支流では最大の流量・流域面積を誇るマデイラ川と、次いでタパージョス川やシングー川やトカンティス川などの大きな河川が南側から合流しながら河口まで続く。
アマゾン川の標高は河口から1600km遡っても32m、3800km遡っても80mしかない。アマゾニアと呼ばれる広い大湿原の低地が広がっている。新生代以降にアンデス山脈が隆起するまでは太平洋側に流れていた。
形成
関連タグ
周辺に生息する動物達
ピラニア アナコンダ ナマケモノ クモザル ジャガー カイマン