概要
果樹園や草原に発生する。 よく家に居るのはクロバネキノコバエで、キノコバエとは別。
ここではどちらも記載。
その名の通り、キノコバエはシイタケを、クロバネキノコバエはイチゴを食害することが多い。
フンや腐った食べ物はあまり食べない模様。
雄はハサミのような交尾器を持ち雌はお腹が大きい。幼虫は朽ち木を食べる。
ハエと名に付くが、キノコバエ、クロバネキノコバエ共にハエよりカやガガンボ、ブユなどに近縁。
主な種類
クロバネキノコバエの仲間(クロバネキノコバエ科)
最もよく見かける。 体長は2~3mm、イチゴを食害。
千葉県にはあまり出ない新種。 チビより雌がぽっちゃりしており、体も多少大きい。 チビと同じく、イチゴが好き。
体がチバより大きい。(5mmくらい?)ネギを食害。
他より色が薄く、1mmしかない。ジャガイモが好き。
10mmという圧倒的巨体を持つ。見た目は派手だが食害はしない。
2022年に記載された新種。
東海地方では梅雨時に地面が黒くなるほど大量発生し、地域住民を困らせている。
福岡県やオーストラリアにも分布する。
キノコバエの仲間(キノコバエ科)
体長7mm。キノコバエはクロバネより褐色の種が多い。
3~6mm。大きさの振れ幅が大きい。
3mm。カの仲間ではない。
3~4mm。特徴はない。