概要
上記の通り。
なんのこっちゃ、と言いたくなるが、報告書には本当にこれだけしか表記されていない。
異常性を無視して上記の文章を、漢字等で書き直すとするとこうなる。
セーフ
これわねぇ山犬
身は檻に放っとけぃ
記録霧散阻止のため
あらゆる仮名を全て用ひよ
より一般的な報告書に近づけるとすると、以下のようになる。
アイテム番号 | SCP-■■■■-JP |
---|---|
オブジェクトクラス | Safe |
特別収容プロトコル | SCP-■■■■-JPはサイト■■の標準的な動物SCP収容用の部屋に収容されます。SCP-■■■■-JPに関する情報を記述する場合、情報の消滅を防ぐため、すべての五十音を1つずつ使用してください。 |
説明 | SCP-■■■■-JPは山犬です。異常性は、自身に関する情報に対して、五十音全ての仮名を使用していない場合、情報を消滅させることです。同じ仮名を2度使用した場合でも、この異常性が確認されています。 |
ただ、あまりにも情報が無いため、山犬といっても一般的なイエイヌなのか、はたまたオオカミか、妖怪の類かは不明。
記述に関しても、大文字・小文字の細かい判定はしていない様子だが、濁音等は使用していない。
この異常性もあってか、報告書にはアイテム番号も無く、誤伝達部門の注意書き等も無かったりする。
メタ的には、使える文字数が制限されるというルールのショートコンテスト2023に投稿された作品である。
関連タグ
SCP Foundation SCP財団日本支部 SCPオブジェクト
●●|●●●●●|●●|●:似たようなルールのコンテストで生まれた本部のSCPオブジェクト。