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CV:林原めぐみ

概要

スヴァルトアルフの女王にして悪夢を司る女神であり、フロージ

兄を溺愛しており、兄のすべてを自分のものにしたいがためにアルフから連れ去り、夢現を引き起こした。

現在の姿はとても美しいが、幼少の頃は鼻に大きな痣がありまるでのようだと嘲笑われいつも泣いている様な少女であったが、そんな中でも兄だけは彼女に優しかった。そんな兄に対して、本来なら誰かを愛し、愛されることを好む愛の女神であるはずが、彼女はきょうだいの感情を超えた愛情を兄に抱いてしまった…しかし、フロージはあくまで家族としての愛情であったため彼女の愛を拒絶。愛した兄に拒絶された彼女は悪夢の世界スヴァルトアルフに逃げる様に去る。しかし兄への想いは募るばかりで歪んでしまった彼女は兄が愛している人間を自分の愛で支配すれば兄は私を愛してくれるはずとおもい人間界に侵略、夢現を引き起こした。そしてついに夢の国にも侵攻を始め、兄に相手のものを自分のものにする呪いのアイテム『ブリーシンガルの首飾り』を兄に身に付けさせ兄と一つになるため戦争を引き起こした。

杖を持っているように見えるがボスでは初の獣ユニットであり、本来の姿は巨大な白い山羊。

ユニット

悪夢の女王 フレイヤ(神階英雄)

「私はスヴァルトアルフの女王フレイヤ。

 天上の神々の一柱です。

 その私が…人間に召喚されるなんて…」

属性
兵種獣/騎馬
武器悪夢の女王の角(専用)
奥義月光
A攻撃速さの孤軍4
B束縛の首飾り(専用)→''束縛の首飾り・神(専用)''
C鼓動の幻煙3→''速さの紫煙4''

2020年11月から光の神階英雄としてスカビオサと同時に早くも味方実装。スルトやヘルよりも実装が早い。そのスカビオサと色被りしてしまっているが…。

専用武器は敵ユニットと変わらず速さ3+回避効果+遠距離反撃の複合スキル。化身状態は従来の獣・騎馬と同じ。

専用Bスキルが強力で孤立していれば戦闘中、全ステータス+2かつ敵の全ステータス-2。さらに敵がステータスによるバフ効果を受けているとバフの数値分、自分の各ステータスに上乗せし、敵は下がる効果で信義系や指揮系のバフ効果を利用出来る。

といっても弱点も多めで遠距離反撃を持っているわりには守備魔防が両方低い。軽減効果があっても耐久面としてはあまり期待できない。孤立しないと効果が発動しない点や騎馬特効や獣特効の弱点も抱えているので総選挙版リシテアやミカヤ。軽減効果を無視されるシノンや伝承ベレト、オルティナには注意したい。

2023年8月のアップデートで上方修正。

専用Bスキルは束縛の首飾り・神へ。敵から攻撃された時でも効果が発動するようになり、全ステータス+3と敵の全ステータス-3に跳ね上がり、キャンセル効果無効が追加。そして化身状態の条件が無条件になる絶対化身効果と速さの差を比較するスキルを持っていると速さ+7判定になる速さの虚勢効果が追加。獣及び竜以外のユニットと組みやすくなった。

Cスキルが速さの紫煙4へ。敵の奥義発動カウントを遅く出来なくなるが速さのバフデバフかつ回避効果が付与で耐久面が超強化される。

ホーム画面では自身が兄に特別な感情を抱いてしまうこととなったきっかけを話してくれる。台詞ももちろん兄についてのものが多いが、召喚士に対しては「お兄様と似ても似つかない人」と言いつつも少し揺らぐ様子が見られる。

うたかたの夏 フレイヤ

「私は悪夢の国、スヴァルトアルフを

 統べるフレイヤ。私を呼ぶのは夏の幻…

 刹那の夢を見ることにしましょう…」

属性
兵種獣/騎馬
武器夏夜の悪夢の角(専用)
奥義凶星
A攻撃速さの孤軍4
B束縛の首飾り(専用)
C不治の幻煙3

2021年7月に水着の超英雄として僅か半年で超英雄が初実装。兄フロージと共に登場した。英雄紹介によると抱えている浮き袋は兄を象ったもの。

通常版とステータスを比べるとほぼ大差はない。

専用武器効果は自身のHPが25%以上で戦闘中、全ステータス+5。もう一つの効果は化身状態であれば自身の追撃不可を無効にする効果。神階英雄版から遠距離反撃が抜けたことに加え、神階英雄版にもあった回避の効果も自身のHPが25%以上で発動の制約が加わっているという大きな違いがあるので同じ感覚で使わないように。とはいえ、元々低耐久で遠距離反撃が噛み合ってなかったので、攻めに特化したバージョンと判断できる。

他のスキルでは奥義が凶星になり、Cスキルが不治の幻煙に変わっている以外は神階英雄のものと同じ。

無属性で有利不利はないがレイヴン系効果の弱点が増えてしまう。騎馬特効と獣特効も据え置きなので要注意。

余談

元ネタは当然北欧神話のフレイヤである。ヤギに変身するのもヤギの姿に化け、兄のフレイ(フロージの別名)と遊んでいたエピソードに由来する。

因みに元ネタの方でも兄の他、父親とも一つになっている

シナリオでのキーアイテムとなる「相手の物を自分の物にしてしまう」『ブリーシンガルの首飾り』の下りはゲーム上では「敵が受けているバフを自分のものにしてしまう」スキル『束縛の首飾り』として再現されているが、元ネタではフレイヤ(神)が見惚れるほど美しい首飾りというだけで特別な効果などは描かれていない。

また本作のフレイヤは兄一筋であるが、原典ではこの首飾りを作らせるために4人のドワーフと肉体関係になっており、割と軽いノリである。しかしこれぐらい神話の世界ではよくある事であるが…

担当声優の林原めぐみはファイアーエムブレムシリーズは初担当。水をかぶった主人公を筆頭に、零号機のパイロットロケット団の一員などと連想する者がかなり多く、有名ベテラン声優なため、召喚士達はかなり話題にされ、歓喜していた。

また、他作品でフレイヤを演った事のある中の人は同任天堂北欧神話A・RPGではクレアエイチーム北欧神話ソシャゲーでは女性ルフレ&カミラコミカル北欧神話ソシャゲーではレナ&アルテナである。

(この先ストーリーネタバレ注意)

兄だけを求めて歪み、プルメリアやスカビオサを兄を取り戻すための捨て駒として利用していたフレイヤだったが、二人を失った後、心の中に兄のこととは違う寂しさをどこか感じていた。

そして、召喚師に敗れた後、最後の力を振り絞ってプルメリアとスカビオサを蘇生させる。

二人に「夢はおしまい」「どこへなりとお行きなさい」と支配から開放されたことを教えるも、二人はフレイヤの傍を離れようとしなかった。

「フレイヤ様の命を蘇らせる方法を必ず探す」と宣言する二人に「理解できないわ」と返しつつも尚も自身を慕ってくれる二人に不思議な安堵を感じながら、静かに、そして穏やかにフレイヤは息を引き取った。

…理解、できないわ。

私にとって

お兄様以外は何の価値もないのに…

それなのに…

……嬉しい……

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