CV:内山昂輝
概要
第84話から登場。アメリカチーム「スターブレイカー」の一員。
「凶乱のアーティスト」の異名を持ち、ベイバトルをアートの時間、スタジアムをキャンバスと称し、バトルを通して芸術作品を表現する。
赤紫色のウェーブが掛かった長髪で、右目の周りを仮面で覆い、顔にペイントを施している。ゼオ同様元々は無名のブレーダーだったが、アレンジシステムの被験者となることで世界レベルのブレーダーへと急成長を遂げている。アレンジの影響で異常な芸術的思考に目覚めていて、人格が変わったことを自覚している。まどかからは「薄気味悪い」と評されている。
作中の活躍
メタルファイトベイブレード爆
Dr.ジグラットの命令で竜牙と接触し、HDアカデミーへと招く。それまで自分のベイはまだ完成していなかったが、ビッグバンブレーダーズ準決勝のエクスカリバーとの試合直前に完成し、第1試合でゲオルグと対戦、徹底的に追い詰めた上、限界の果てにあるパワーを引き出した彼の攻撃をも物ともせずに勝利し、カプリコーネに切り傷を付け、ゲオルグ自身を失神に追いやった。
作品名:憐れな子ヤギ
スタジアムにバラを描き、ゲオルグのグランドカプリコーネを直立させたままスリープアウトさせた。
ガンガンギャラクシーとの決勝戦第2試合では本来は銀河と戦う予定だったが、突然乱入した竜牙とバトルすることになる。ビフォールの特性を生かしてエルドラゴをスリープアウト寸前まで追い詰めるが、実はジャックの力量を測るために竜牙がわざと攻めさせていただけで、土壇場でビフォールから奪ったスタミナを利用して回転力を復活させたエルドラゴの竜皇剛覇翔によって敗北する。
作品名:孔雀に封じられた傲慢な竜
スタジアムに孔雀を描き、その目としてエルドラゴを埋め込もうとしたが、逆にビフォールを目の部分にぶち込まれるという皮肉な結末を迎えた。
大会終了後、ダミアンと2人がかりで銀河と戦い追い詰めるが、そこへ助けに来たキョウヤに妨害され撤退する。その後ハデスシティに潜入した翼たちの前に現れ、決勝戦で竜牙に台無しにされた自分の芸術を今度こそ完成するため、興味本位でアレンジシステムのカプセルを調べていた遊をその中に閉じ込めて人質にし、「ガンガンギャラクシーの中で一番芸術が分かっていそう」という理由で翼と戦う。自分専用のスタジアムで芸術を作り上げながら翼を追い詰めるが、決勝戦を戦えなかった無念をぶつけた翼のシャイニングトルネードバスターによって敗北し、遊によってアレンジシステムも破壊され落胆して絶叫する。
作品名:落日の鳥 朽ちた美貌
自分専用のスタジアムに色々描きながらアクイラを打ち負かそうとしたが逆に敗れ、翼から飛べない孔雀と命名されてしまった。
メタルファイトベイブレード4D
アメリカの大会スフィア360でアレンジの影響から解放され新たに生まれ変わった姿で出場するが、芸術的思考はまったく変わっていない。Bブロックのバトルロイヤルではブルース、ブレッド、オーエンに戦いを挑まれるが「美しくない」という理由で拒み、必殺転技で追い払い逃げ遅れたブレッドを破る。次にジグソーに狙いをつけるが一撃で敗北する。
使用ベイ
- キラービフォールUW145EWD
孔雀座がモチーフの右回転の、スタミナ重視のバランスタイプ。
軸先先端がフリー回転するエターナルワイドディフェンスボトムによって驚異的なスタミナを誇る。
トラックのアッパーウイングによって持久力を高めるアッパーフォースを生み出して真空カッターを放ったり、ウイングを使ってそのまま斬り裂く攻撃をすることも出来る。
芸術を描く際にはこのウイングを使用してスタジアムを削る。
オーラはピンクの孔雀。
必殺転技
- ビフォール・ザ・リッパー
アッパーウイングを開き、孔雀の羽の形をしたカマイタチを飛ばす。
辺りに容易に切り傷を入れるほどの高威力。
- ビューティフルデッド
虹色のオーラをまとい、相手に突撃する。主にトドメの技として使用する。
関連タグ
ブリント・デボイ:芸術的思考を持つブレーダー繋がり
切り裂きジャック:このキャラクターのモデルと思われる人物。