概要
主人公・幽鬼が、盲目状態で戦うスキルを身につけるべく全盲の元プレイヤー鈴々に師事を申し出て、鈴々がそれに応えて用意した模擬デスゲーム。
作中きっての戦闘狂である鈴々が考案したものであるため、この場合の「模擬」は「公式ルールのノリを忠実に模した非公式デスゲーム」という意味であり、普通に死ぬ可能性がある。
このため、模擬と言われて「デスゲーム風の修行(死なない)」を想像していた幽鬼は、大いに戸惑う羽目になる。
個人が開催したゲームであるため作中における正式な名称は存在しないが、本記事では便宜上、当該エピソードの章タイトルを記事名としている。
ただしこのタイトルは読んで字のごとく「誰かを指導する者の悩み」を意味しており、この時点の幽鬼の、そしてこのゲームを開催した鈴々の心情を表現したもので、ゲーム内容そのものとは直接の関係がない。
データ
タイプ | 脱出型 |
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プレイヤーの数 | 2人 |
プレイヤー
妨害役
関係者
- 幽鬼のエージェント 野良ゲームではあるが、島までの送り迎えを担当。
- 調達屋
ゲーム内容
無人となった離島にて、島のどこかに隠された起動キーを見つけ出し、それを使ってボートを動かして脱出する。
ただし開催者でもある鈴々が「鬼ごっこの鬼役」として襲撃してくるため、これをかわす、または排除して脱出しなければならない。
島の各所には、鍵以外にも様々なアイテム(刀剣や銃器、スマホのバッテリーなど)が隠されているが、これらにはBluetoothのタグが付けられており、スマホをオンにして一定距離に近づくと、ペアリングによる音と振動で発見できるようになっている。
ただし、むやみにスマホを用いると同じくスマホで周囲を探っている鈴々に見つかるリスクが生じるため、つけっぱなしで島を探索するわけにはいかない、というゲーム性になっている。