データ
タイプ | 対戦型 |
---|---|
プレイヤーの数 | 70人 |
衣装 | 西洋剣士 |
期間 | 不明 |
ルール説明 | ゲーム開始時 |
主なプレイヤー
チーム5
プレイヤーネーム | プレイ回数 |
---|---|
幽鬼 | 62回目 |
チーム8
※2か月前の時点で8回クリアしている。
ゲーム内容(ネタバレ注意)
剣による決闘をテーマとしたチーム戦。
ゲーム開始時、各チームの部屋にあるモニターから王様の糸繰り人形による解説がある。
一定の間隔で決闘場に呼ばれるので、チームの中から代表者1人が出場し、他のチームの代表者と一騎討ちを行う。どちらかが死亡、または降参を宣言した時点で決着となる。7人組のチームが10組で、総当たりを2回行うため1チームにつき18回、全体では90回決闘が行われる。全ての決闘が終了した時点での勝利数を競い、上位7チームはゲームクリアで生存、残りの下位3チームは処刑される。
降参の回数に制限はない。決闘を行う代表者の決め方は自由。誰も行かない場合は王様が指名し、それでも行かなければその決闘は降参扱いになる。
勝利数が同じチームの場合は降参の数が少ない方を上位とし、それでも決まらない場合はそのチーム同士で決闘を行い、勝ったチームが上位となる。
クリアが確定したチームはその時点で勝ち抜けになり、残りの決闘は降参扱いになる。
決闘場は無人でカメラが設置されており、各チームにも中継される。
経過
幽鬼の所属するチーム5と玉藻・尸狼の所属するチーム8を中心に記載する。
チーム5は自分から名乗り出た幽鬼が最初に出場する。この時点で幽鬼は右目の視力を完全に失っていたが、それを悟らせず問題なく勝利を重ねて7勝1敗(1敗は他のプレイヤーによる降参負け)。
チーム8は尸狼が中心になって出場し4勝4敗(尸狼個人としては4勝1敗)。
9戦目のチーム5対チーム8では、幽鬼と尸狼が決闘する。幽鬼の右目について玉藻から教えられていた尸狼は幽鬼の死角を意識して立ち回り、バレていることに気づいた幽鬼は勝負を急いで尸狼の剣を掴み胸を刺すが仕留めきれず、反撃で左目を殴られて降参する。
チーム5は両目とも見えない状態になった幽鬼が後の決闘を他のプレイヤーに任せるが、負けが重なり7勝9敗(いずれも降参による敗北)。一方でチーム8も、重傷を負った尸狼がその後の決闘に出場できなくなり、他のプレイヤーが善戦し8勝8敗。
17戦目。チーム5は怪我をおして幽鬼が出場、以前から練習してもうまくいかなかった反響定位の能力を土壇場でついにものにして勝利し、8勝9敗。チーム8から出場したプレイヤーは死亡による敗北を喫し、8勝9敗。この時点で9勝以上のチームは勝ち抜けが決まっている。
最終となる18戦目、2度目のチーム5対チーム8では、幽鬼と玉藻が決闘する。降参ではなく死亡による敗北であれば2チームともゲームをクリアする可能性があったが、結局出場した2人のうちどちらかは死ぬことになる。
玉藻は幽鬼の目が見えないことを利用し、自分が相手だと明かして隙を見せたところで胸を貫き、さらに幽鬼が落とした剣と二刀流で幽鬼に重傷を負わせるが反撃される。剣を手放した2人は剣士らしからぬ殴り合いになり、最後は幽鬼が玉藻を気絶させてから剣で刺して決着をつける。
その後の直接の描写はない。チーム5はゲームをクリアし、チーム8は降参ではなく死亡による敗北だったことで他チームとのタイブレークで有利になり、ぎりぎりゲームクリアとなった。
結果
生存率
- 理論上の最大生存率: 49名(70.0%) ※生存チームすべてが損失ゼロの場合。事実上、机上の空論。
- 実際の生存率: 不明。ルール及び作中描写より、生存チームも各1名以上の犠牲者は出していると思われる。
生存者
- 幽鬼(負傷した左目は無事回復。しかし……)
- 尸狼
死亡者
- 玉藻(幽鬼との最終戦にて剣で刺し貫かれて死亡)