データ
タイプ | 脱出型 |
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プレイヤーの数 | 6人 |
衣装 | 白ワンピース |
期間 | 不明(※1) |
ルール説明 | 最後の試練のみ |
(※1)幽鬼が目を覚ました時点で、残り時間は5時間32分12秒。
主なプレイヤー
プレイヤーネーム | プレイ回数 |
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幽鬼 | 10回目 |
御城 | 8回目 |
言葉 | 5回目 |
智恵 | 4回目 |
毛糸 | 6回目 |
ゲーム内容(ネタバレ注意)
トラップだらけの廃ビルから脱出すればゲームクリアとなる。
序盤のルール説明はないため、以下に示すゲームの仕様にはプレイヤーの推測も含まれる。
スタート位置は5階で、プレイヤーは脱出のために1階を目指すことになる。照明も窓明かりもなく、壁のあちこちに制限時間を示していると思われるデジタルタイマーが設置されている。時間切れとなった場合のプレイヤーの処刑方法は不明。
プレイヤーにはバックパックが支給される。中身は非常食、救急用品、各種サバイバル用品、そして謎の白い紙。懐中電灯が用意されているが、全員分を合わせて1つずつ使っても1階にたどり着く前に電池がなくなる仕様になっている。
トラップとしては落とし穴や地雷が用意されている。
2階では調教された大型の獣(オオカミっぽい)が徘徊しており、プレイヤーを喰い殺しにくる。ただし光に弱いほか、プレイヤーは防腐処理を施されているため匂いを辿ってくることもない。ジェヴォーダンの獣が元ネタではないかと推測されている。
最後の試練
1階まで降りると、外へつながる鉄製の扉がある。扉の上にモニター、扉の両側に3つずつ小部屋がある。1人1部屋で、プレイヤーが入室すると施錠される。
各部屋には机、椅子、モニター、そして外への隙間がある。生存しているプレイヤーが揃うと、モニターからオオカミのマスコットによって最後の試練について解説される。
各プレイヤーが、今回のゲームクリアに最も貢献しなかったと思われるプレイヤーの名前を紙に書いて外への隙間へ投票し、最多票を集めた1人が処刑される。
ここで、このゲームの元ネタが古代ギリシャの陶片追放だと示唆され、廃ビルに不似合いな白ワンピース衣装はキトンを模したものだと推測されている。
また二階のトラップや、最後の試練の解説役などで、廃ビルともギリシャとも関係のない「狼」がクローズアップされているため、いわゆる「人狼ゲーム」における投票処刑もモチーフにしていると思われる。
投票には最初に各プレイヤーが支給されていた白い紙……ユポ紙を使用する。紙を無くした者は机の引き出しにある紙を使用できる。同率1位となった場合は紙を無くさなかった者の票が有利になり、それでも決まらなければ決選投票となる。
投票しない、紙に名前を書かない、この場にいないプレイヤーの名前を書く、判別できない字になっている場合は自分に投票したものとして扱われる。仮に複数枚投票しても最初に確認された1票のみが有効となる。
投票時間は開始の宣言から15分で、1位が確定するとそのプレイヤーの部屋にある隙間から、致死率ほぼ100パーセントとされる薬品が噴出され、5分足らずで死に至る。
処刑が終わると、その他のプレイヤーの部屋の扉と、建物の外へ続く扉が解錠されて、生存者はゲームクリアとなる。
結果
生存率
- 理論上の最大生存率: 5名(83.3%) ※道中のトラップで誰も死ななかった場合
- 実際の生存率: 4名(66.6%)
生存者
- 幽鬼
- 御城(獣により右腕を欠損、以後義手を使用)
- 言葉(地雷により両足を欠損、修復不可)
- 毛糸
死亡者
- 智恵(最後の試練にて最多票を集めて死亡)
- 氏名不詳(六人目のプレイヤー。他の五人より先に目を覚まして単独で脱出を試みた結果、落とし穴によって死亡していた)