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幽鬼のエージェント

ゆうきのえーじぇんと

ライトノベル「死亡遊戯で飯を食う。」の登場人物。主人公「幽鬼」の付き人的存在。
目次 [非表示]

「〈キャンドルウッズ〉の招待に参りました。ご準備はお済みですか?」

概要編集

ライトノベル『死亡遊戯で飯を食う。』の登場キャラクター。

同作におけるデスゲームの、ゲーム運営側に所属するエージェント。


主人公・幽鬼の専属担当であり、ゲームへの招待や送迎のほか、必要であればゲーム外でのサポートなども務める付き人的存在。

エージェントの常として名前がないため、幽鬼からはただ「エージェントさん」と呼ばれている。


プロフィール編集

二十代前半程度と思われる、スタイルの良い美女。

銀髪をミドルボブに整えており、黒いスーツと黒いサングラス、といういかにもなスタイルで固めている。

キャリアウーマン然とした雰囲気に相応しい、冷静で有能な人物。



元はプレイヤーだったとのことである程度の荒事もこなせるが、引退したベテランプレイヤーを取り押さえようとしたときは後れを取っている。

戸籍はエージェントになった際に抹消されており、本名などは不明。


作中の活躍編集

原作一巻のエピソード「キャンドルウッズ」において、ゲームに幽鬼を招待するシーンで初登場した。

その時点では単に「運営側の一員」程度の簡素な出番だったが、幽鬼自身のゲーム外での描写が増えるのに伴ってキャラとしての描写が増えていく。

前記した、元プレイヤーを取り押さえようとして後れを取ったときには、事後に「(自分を倒した)記憶を忘れさせてあげたい」と呟くなど、意外とお茶目(?)な一面も。



なおゲーム外の実社会ではマトモな人間関係のない幽鬼が、必然的にもっとも頻繁にかかわる相手であり、登場回数も多い。

「殺人エンタメビジネスの運営側と、プレイヤー側」という一線はあるものの、幽鬼からは一定の信頼を得ており、ゲームに関係する私的な困りごとを相談される事もある。


エージェントの方も、普段はビジネスライクに徹しており必要最低限以上の対応をしないが、その実、ビジネスを越えた思い入れがあるようで、さり気なくメンタルケアに気を使っているほか、幽鬼が窮地に陥ったときは慌てる姿を見せている。


関連リンク編集

死亡遊戯で飯を食う。 幽鬼(死亡遊戯で飯を食う。)













以下、このキャラに関するネタバレ注意









































先に書いた通り元々はプレイヤーであり、当時のプレイヤーネームは「雪名(セツナ)」

本名は雪乃七見(ゆきの・ななみ)

デスゲームに参加した動機は「実社会に適応できず、失職して生活に困ったから」とのこと。


幽鬼の初参加のゲームである「メイデンレース」に同じく初参加者として出場しており、スタート時に眠りこんでいて死にかけた幽鬼を助けたのを皮切りに、共にゲームに挑んでいく。

最後まで生き延びてゲームをクリアするも、適性の無さを実感したことでプレイヤーを諦め、新たな「就職先」としてエージェントの道を選んだ。

つまりプレイヤーとしては「わずか一戦のみの参加」であり、元々もカタギであったらしいことから、裏社会の住人としての技量などはその後に身につけたものと思われる。


エージェントになった後、自分がそうするキッカケとなった幽鬼の戦いを見届けたいと専属に志願し、現在に至る。

なお戸籍の抹消と同時に整形手術なども受けており、幽鬼には「かつて一緒にプレイした相手」であることは全く気づかれていない。

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