概要
inktaleに一番明確に存在するキャラクター。通称「ink」。
好奇心旺盛で明るいが猪突猛進な所がある。興奮すると黒いインクを吐く(病気や風邪になった時は吐き出すインクが虹色になる)。
さらに、ついさっきまでしていた話を忘れるほど記憶力が酷く乏しい。
描いた物を実体化できる能力を持っており、あらゆるAUの創作を手助けしている。
また、全てのAUを破壊する事が目的のError!Sansとは対立関係にある様がファンの間でよく描かれる。
Doodle sphereという所に住んでいる。
容姿
黄色いシャツの上にサスペンダーを身につけ、青いパーカーを腰の辺りで結んでいる。更に指のない手袋をはめ、チーターのプリントがされたスニーカーを履き、いくつかのインクや鉛筆のついているサッシ、身の丈ほどの端にかけて色の薄くなるスカーフを首にまいている。背中に背負っている大きな筆は、物を創り出したり戦闘にも使える。
とある理由から瞬きするたびに目の色、形が変わる。普段は右目が水色の二重丸、左目が黄色い星の中に小さい丸といった形をしている。変わる色は黄色、緑、オレンジなど様々だが、形は興奮、驚いている時は星型、戦闘中はターゲットマークになる。
普段は服で隠れているが、彼の体には黒いタトゥーのようなものがある。
新デザイン発表
2020年1月4日の日本時間では11時半頃、Mye氏によってInk!Sansの新しいデザインが発表された。
ちなみに、旧デザインは二次創作で作られたあるポケモントレーナーに影響を受けているらしい。今後、Ink!Sansを描くときには”出来るだけ新デザインを使って欲しい”とのこと。
新デザインのリンクは『外部リンク』へ。
性格
エネルギーに溢れていて、おどけ者で猪突猛進かつ興奮しやすい。
人々を笑わせる事が好きなのだが、マヌケなジョークで場の雰囲気が悪くなったり、時には洒落にならない悪戯をしてひとりで笑ったりしていることもある。
直前に言ったことは覚えているらしいのだが、彼はよく何を話していたのか忘れるほど記憶力が乏しい。
その為、大事なことはスカーフにメモしている。
熱心に話していたり、ひどく怒ったりした時は黒いインクを吐く。
AUの保護者と呼ばれているInkだが、彼は必ずしも良い行動をする訳ではなく、度々他の人物を物語の中のキャラクターとしか見ず、嘲笑したり残酷な意見を出したりすることも。
過去の経験からアートブロック(創造性がなくなること)、孤独、閉鎖された空間、空っぽで真っ白な場所に恐怖を感じる。
因みにだが、焼きすぎなくらい調理された食べ物が好き。
能力
大きな筆を使って様々なものを描いて創り出すことができ、既に死んだ者を除いて命を与えることもできる。
この能力のせいか、戦闘の跡地に散らばるInkのインクとErrorの青い糸から生まれたPaper Jamという子供がいる。他のAUを召喚して戦うのは非公式である。
Inkは塗料をポータル代わりに色んなAUに飛べる。
しかし塗料が盛り上がってその中からInkが出てくる姿は異様で、UnderswapのSansが誤って零してしまった塗料から出てきた際、その直後にインクを吐いたことも相まって『WHO THE HELL IS THIS DEMON?!!(一体この悪魔は誰なのだ?!!)』と恐れられてしまっている。(MyebiのDeviantart)
仕事
AUの保護者と呼ばれ、アーティスト達の創作活動のサポートとAU達を脅威から守ることが仕事。
彼がサポートするアートは多岐にわたり、絵画、文学、ダンス、音楽など様々なアートを守護している。
彼がこの仕事をしているのはアートや人々を元気づけるのが好きだからなのだが、創造性がない時、彼は体調を崩してしまう。
仕事中、本来はタイムラインを乱さぬよう姿を見せてはいけないのだが、残念ながらしょっちゅう忘れて問題に巻き込まれているらしい。
仕事柄、全てのAUの破壊を目的とするError!Sansとは、よく対立している様が描かれる。
Inkの秘密(ネタバレ)
【注意】この項目はInktaleのネタバレを含みます。
"I JUST WANT TO BE SOMEONE!"(僕は”誰か”になりたいんだ!)
彼は未完成な____taleのただのラフ画、そして失敗作だった。ひとりだけ感情を発達させてしまった彼は、理解されない孤独と何もない真っ白な世界に耐えきれず、逃げ出す為に自分のソウルを引き裂いて自殺を図った。
この____taleのSansが後のInkになるのだが、彼はソウルレスの為感情がない。ソウルを持たない彼はソウルがある"フリをする"為に色んなインクが入っている瓶を持っている(そのため瓶が壊れてしまうと、ソウルを持っているフリが出来なくなり、無感情かつ無気力になってしまう)。
感情は特殊な薬(インク)を飲むことで豊かにしているが、この感情はError!Sansに存在を察知させられる為、Underverseのように飲まなくなることもある(=感情を殺してしまう)
彼の目の色が変化するのは、色とりどりのインクを使って感情をコントロールしているからである(赤は憤怒、黄色/オレンジは幸福など)。
彼の体中にあるタトゥーは____taleのコアコードの一部で、それを辿って渡ることもできるが、非常に不安定な上に彼は____taleのことを覚えていない為、あまり興味を持っていないようだ。
_そして自殺をして、もう死んでしまっているInkは不死身となっている。
その他
Ink!SansとError!Sansには、Inkの塗料とErrorの糸で偶然出来てしまったPaper jamとGradientという二人の子供がいる。
Ink!SansとError!Sansの関係については海外ファンの間で様々な予想をたてているが、真偽は不明。ただ、Comyet氏はInkと公式のCPはいないと述べている。
Ink!Sans_Fight
Toby fell氏制作のGamemaker作品。
全てのAUを破壊したChara(プレイヤー)を倒すべく、Ink!Sansが戦いを挑んでくる。そして原作UTを含めた様々なAUのSansが出現させ、それぞれのAUにちなんだ激しい攻撃でプレイヤーを苦しめるといった内容。
またこのゲームはInk!Sansの二次創作ゲームなので、公式の設定と少し違う場合があるので注意。
BGM
「Megalopaintia」
正式なInk!SansのMEGALOVANIAである。
「Ingenuity」
Darkronaut氏制作のInk!Sansのテーマ。
「Tokyovania」
勘違いされやすいがTokyovaniaはInk!Sans_Fightで使われている音楽であり、Ink!Sansとは何の関係もない。(詳しくはこちらにて
「Tokyolovania AU Themes」
TokyolovaniaのAU集+Ink!Papyrus
Tokyovaniaについての注意
Tokyovaniaの原曲は『東京ティディベア』です。
原曲のコメント欄に「インクサンズをパクるな」や「Inksansの曲だ」等の書き込みはやめましょう。
原曲を聞きに来た人はTokyovaniaについて知らないので、TokyovaniaについてはTokyovaniaの動画で語りましょう。
また、「TokyovaniaはInk!Sansの曲だよ」とう言う間違った情報を広めないようにお願いします。
関連イラスト
↑旧デザインのink!sans。
↑新デザインのInk!sans。
関連タグ
undertale sans inktale UndertaleAU 二次創作
Errortale Error!Sans Ink!Sans_Fight