この記事には金色のガッシュ!!2のPage12以降の内容が含まれています。単行本派の方はネタバレに気を付けて下さい
「術を持たない魔物相手に私達小隊が必要とは思わねぇが…」
「与えられた仕事、しっかりこなすか」
概要
ガンサーとは金色のガッシュ!!2の登場人物。
本人の口から名乗られた訳でなく、同伴している者から呼ばれた訳でもなく、ポーラの口から「魔物の残党狩りにでたのはガンサー」とだけ語られているため実質的に誰を指しているかは不明だが、作中の流れを見る限りティオのもとを襲撃した小柄で下半身が球体となっている男を指していと思われる。
首が無く全長2~3mはある異常に筋肉質な人型の生物と、顔が無い(あるいは顔が隠されている)人型の兵士、大柄な竜のような生物などを含む『小隊』を引き連れている。
瓶を用いて戦うことを「実験」と呼ぶ、前作の戦いの最後まで生き残った10人を「テンサバイバー」と呼ぶ、3回攻撃の際に「アン!ドゥ!ドロワ!」という掛け声を入れるなど独特な呼び方や言い回しが多い。
仕事には真面目な一方で卑劣で残忍な性格であり、魔物を狩るためであることはもちろんのこと「ティオの泣き顔が見たいから」という理由で、後方に控えている負傷した魔物を優先して攻撃するなども行う程。
戦闘能力
page14時点で正式名称は不明であるため、ここでは暫定的な呼称として記述する。
戦況を見る目自体は冷静で、術なしで自分を負傷させたティオを「自分達とやり合えるレベル」と素直に認める一方、「ただしお前一人の話だ」と、その他を守りきれない多方面攻撃を指示している。
兵士
黒い鎧を纏った人型の兵士。槍、剣、斧などを装備した個体が複数おり、軍隊の一兵卒の如く数で攻める戦術を使う。個々の戦闘能力はあまり高くはないのか武装した一般の魔物相手で互角か、場合によっては負けるほどのレベル。
竜
page14において登場。逃げ出そうとした一般の魔物が逃げないように寺院の出口を封鎖していた他、ティオ達が逃げ場のない袋小路に追いつめられた際には小隊の後方に控えていた。
page14時点で戦闘描写は無いため戦闘能力は不明。
人型生物
首が無く大柄で筋肉質な人型の生物。首の代わりに胴体への付け根から鎖が伸びておりそれをガンサーが握っている。
胸(右、左にそれぞれ2つ)に当たる部分に術の瓶を装填するスロットがあり、瓶を差し込むことでその術の力をエネルギーに何かしらの魔術を発動できる。
所有している瓶はおそらくマルス(歯車の紋章)、ゾフィス(爆発の紋章)、ギャロン(鎧のような紋章)、紋章不明の瓶1つという計4つを所持している。
- ドリアム・ゼガロン
歯車の紋章が入った瓶を装填し発動した術。背中から首周りを一周し右腕に伸びるようにレールのようなものと、左脇腹に回転させるレバー、そしてレール上を動くマルスの「ガロン」を短くしたような鉄塊が発生し、レバーを回して鉄塊をレール後方に引っ張った後、勢いよく射出して相手を攻撃する。
ティオの持っていた大盾を鉄塊3発で砕いた。
- ギガノ・ラ・バ・デラドム
歯車の紋章と、爆発らしき紋章の瓶を合わせて2つ装填し発動した術。発射口が3つある巨大な砲台が右腕に発生し、そこから大爆発を引き起こす砲弾を3発発射する。
前述の盾が破壊された後、ティオが新たに用意した大盾を融解させるほどの火力を見せた。
- ロンド・ラドム
これのみ人型生物を介さず、ガンサーが瓶を直接使用して発動した。ゾフィスの術であり、ムチ状の爆発エネルギーで相手を攻撃する。
ティオではなくその後方に控えていた負傷者の魔物を攻撃すべく使用した。
- ギガドム・バスカード
Page15にて使用。歯車、爆発、鎧らしき紋章の瓶の計3つを装填し発動した。金棒のようにトゲのついた金属の棒らしきものを高速回転させつつジェット噴射で押し出すという凶悪極まりない術。
ティオのマ・セシルドによって防がれた。
- オルラガス・バスカード
Page15にて使用。上記3つの瓶に加えて紋章不明の瓶を1つ使用し発動。レビー・ジンクの「バォトゥスーダイ」のように伸縮しながら相手を追いつめる触手のようなものが人型生物の両肩から発生し、先端にトゲや刃のようなものがある触手で相手を攻撃する。
かなり広範囲を同時攻撃できる術だが、ティオがマ・セシルドを操り的確にガードしたため完封された。