この記事は最新作東方獣王園のネタバレを含みます。閲覧にご注意下さい。
概要
人間だったころの残無の肉を喰らったことがあるヤマイヌ。
その所為で永遠に呪われている。
魔法の森でひっそりと住んでいたが、
永遠に近い命を持ちつつ、ただの年老いた獣として長い時を過ごし、
無為に生命の炎が尽きるのをただ待っていた。
しかし、ある日心の奥底から何者かが呼びかけてきた。
それは、あの肉を喰らったのに笑っていた不思議な僧侶の声だった。
「わが肉を喰らいし幸運な獣よ。宝玉が近くに落ちている、それを喰らえ」
心を震わせる声をきっかけに、彼女は目覚める。
その宝玉を手にしたとたん、獣の周りから穢れを取り除かれていく。
本当の不死の存在となったようだ。
続けて声は命令する。地上にいるすべての動物霊を喰らいつくせ、と。
しかし、最強の動物霊、驪駒早鬼に出会い早鬼は彼女を懐柔した。
早鬼に彼女を紹介したのもまた、不思議な僧侶、残無である。
早鬼からはまるでケルベロスの様だ、と持ち上げられている。
妖怪化する前の山犬だった頃から霧雨魔理沙とは顔見知りであり、彼女が泣きながら森にやって来た頃の事を知っている。
種族
山道で人に取り憑く妖怪であり生魚を好物としている。
本来は食べ物を貰う事で人を守る妖怪であり害を与えようとする妖怪ではない。
なので、慧ノ子は妖怪ではなく動物の方のヤマイヌだと思われる(強いて挙げるなら鍛治婆という妖怪が1番近い)。
容姿
両腕にトラバサミを嵌めており、本来の頭とこの両腕を合わせてケルベロスを模している。尻尾も3本ある。(種族自体はケルベロスではない)
トラバサミは手を開くと開き、握ると閉まる危険なもの。
首から宝珠を下げている。この宝珠は日白残無から与えられたもので、穢れを取り払って持ち主を不老不死にする効果がある。
清蘭もよく似た月の宝珠を持っているが、清蘭の宝珠は空気清浄機程度の性能。
スペルカード
二次創作
驪駒早鬼の部下としての二次創作が多くなるものと思われる。
さらに驪駒早鬼との接点がある豊聡耳神子とも関連性を持たせる二次創作が作られる可能性もある。
ちなみに聖徳太子は"雪丸(白雪丸)"という愛犬を飼っていたとされ、その要素から飼い犬としても絡められてくるかもしれない。
霧雨魔理沙の過去にまつわる二次創作で、魔理沙の過去を知るキャラとしての登場も期待される。
関連タグ
勁牙組:所属組織
驪駒早鬼:ボス
オオカミ霊:同僚
日白残無:因縁の相手
霧雨魔理沙:幼い頃を知っている間柄