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穢れ

けがれ

特定の状況によって付与されるマイナス方向での異常状況。
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概要

特定の状況によって付与されるマイナス方向での異常状況。

神道の「穢れ」

日本の固有信仰である神道における『穢れ(けがれ)』は、概念は難しく決して「悪」というわけではない。
「人が生まれる」「人の死」「止まった血液」「女性の月経」といったものも「穢れ」とされているため、これらを「悪か?」と言うと決してそうではない。
神道における「穢れ」『気枯(けがれ)』とも言われ、「気が枯れる」という意味とされており、「気力(元気)が失われている」もしくは「気(心)が汚れている」といった状態を指しているとされている。

それを祓うのが『禊祓(みそぎはらえ)』であり、禊祓は神道における唯一の戒律とも言える思想で、神々「清浄」を愛し 「穢れ」「汚れ」を嫌うとされ、迎えるためには人は身体を清めて綺麗にし、掃除で場所の汚れを落とし、社会環境さえも清らかでなくてはならないとされている。
豊かな森と清流は穢れを忌み嫌い、清浄を尊ぶ心を育て、日本文化を育む風土となり、世界で最も清潔と言われる日本の国民国土を育んだ思想とも言われており、ここから日本語「水に流す」という言葉考えが生まれたとされている。

実際、科学的観点において上記の「穢れ」とされる対象は、適切に処理をしなければ様々な雑菌の温床となる可能性が極めて高い。死者をそのまま野ざらしにすれば腐敗が進み、また出産・月経において生じる血液や体液も放置すれば菌が繁殖する。
日本の、特に夏場などの高温多湿な気候条件では、毒素や悪臭の発生原因となる微生物が繁殖しやすく、対処を怠れば最悪の場合、村などの集落・共同体全体が疫病などの危険にさらされる可能性もある。
現代の常識から見れば奇異・非人道的ともとれる「穢れ」に対する風習も、医学的知識の乏しかった当時の人々の経験則に則り、対象となる存在を集団から一時的ないし永続的に隔離することで、実害を遠ざけようとしたという観点においては道理に適った行為であったことも、理解しておくべきであろう。
また、上述の「清め」の効果を持ち「穢れ」を払うとして、神道で神聖視される品々(「」「」「」「清水」等々)の多くが、殺菌・除菌の作用を持っていることにも注目されたい。

関連項目

信仰

穢れ(東方Project):『東方Project』の用語。

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