父の資料で、あの新型機に似た機体を見たことがあるの。
プロトタイプ・ネクスト・・・
人間の限界を遥かに超える精神負荷と、致命的な環境汚染を引き起こす、悪魔の機体。
人が操れるモノではないわ・・・
開発初期にすべて廃棄されたはずなのだけど、それを蘇らせようというのかしら・・・?
概要
フィオナ・イェルネフェルトの父「イェルネフェルト教授」が設計したと言われるアーマードコア・ネクストのプロトタイプ機。
機体のコードネームと形状からレイレナード製と推測されている。が、詳細は不明。
機体詳細
通常のネクストを遥かに超える高いQB推力(通常のネクストが各部位につき2基ずつだが、00-ARETHAの場合はメインブースタ6基、サイドブースタは10基を持つ)と巨体を誇り、5連装ガトリング、コジマキャノン、レーザーライフル、ミサイルジャマーといった強力な武装を持つが、致命的なコジマ汚染と搭乗者への負荷が高すぎるという欠点を持つ。
要するに、これに乗って出撃した時点で死ぬ事が確定している曰く付きの代物。
また、プライマルアーマーを攻撃に転用したコジマ爆発を起こす事も可能であり、これが後年のアサルトアーマーの雛形となっている。
その欠点から全機が廃棄となったとされているが、実際は数機がオーメルに流れていた。
後にこの機体に用いられた技術をデチューンする形でACに搭載したのがネクストACであり、AZ(アズライト)シリーズでの技術試験という前段階を経て企業の戦力となった。
登場
アーマード・コア4では最終ミッションにてジョシュア・オブライエンが搭乗し、アナトリアの傭兵と激闘を繰り広げることになる。
アーマード・コア for Answerでは「衛星破壊砲基地襲撃」のハードで増援として登場する。
両作品とも、頭のイカれたQBで画面から消える様に動き回りガトリングとレーザーライフルで攻めてくる、機動力と旋回性能の低いACの天敵。
ACfAにおけるパイロットは公表されていないが、ファンの間ではORCA旅団所属のリンクスで唯一ミッションに関わっていないハリが乗っていたのではないかという説が出回っている。