概要
第1次防衛戦争の後に組織された地球連邦軍で開発された新型機動兵器。
形式番号:XA-00
機体カラーは青色。
ベースボディに様々な外装パーツと武装を換装する事で作戦や状況などに応じた形態になる事が出来る。またコクピットが複座式になっており、一人でも操縦自体は可能だが、機体スペックをフルに引き出すには操縦担当と火器管制担当の二人が必要となる。
セント・クルスでの未確認生命体への迎撃の際にはロンド・ベルに配属されたばかりのフェイ・ロシュナンテが一人で操縦していたが途中で生命体に襲われていたバレル・オーランドを乗せて敵を迎撃した。それ以降は戦時特例で連邦軍に入ったバレルとフェイが操縦を行う事になり、新連邦が支配するパラレルワールドを巻き込んだ戦いに身を投じていった。
形態一覧
基本形態
イクスブラウの基本形態は中距離用のイオンブリットライフルと左右腰部ミサイルポッド、近接戦闘用のレーザーエッジにシールド内蔵のワイヤーアンカー、防御用のシールドと標準的な装備に加え、機体の外観はシンプルなものでこの標準装備は突出した点はないものの汎用性に優れているためバランスが取れている。
form-B
近接戦形態。
右肩に装備された大型ブレードを使った接近戦が得意で脚部などの追加パーツにも近接戦闘用のブレードがある。
標準装備よりも機動性は少し低下しているが、大型ブレードを生かした連続攻撃が可能となっている。近接戦用の為か射撃武装は牽制用の物しか持っておらず射撃能力は低下しているので、射撃能力の高い味方との連携が必要となる場合もある。
form-G
強襲戦形態。
背中と機体各部に付けたブースターにより機動性と加速性が向上している。武装は中距離特化である為、近距離と遠距離の戦いは不向きだがすぐに目的地へ向かって目標を叩くと言うのがコンセプトで時間制限のあるミッションでは重宝される。
攻撃用エネルギーフィールドに身を包んで体当たりする技プラズマコーティングモードを持つ。
form-H
砲撃戦形態。
ミサイルやキャノンなど全身に重火器を多数装備しており、それによる分厚い制圧射弾幕による重砲撃戦が得意だが機動性も大幅に減少している上に近距離用武器も装備していない。その為、近距離戦闘に強い味方との連携が必要になる事もある。
form-T
特殊兵装形態。
ファンネルのような自律兵装である小型の「ディスパーションダガー」を両肩と両膝に、大型の「ディスパーションセイバー」を後腰部に装備しており、それを使ったオールレンジ攻撃が可能である。
ただし膝のディスパーションダガーはゲームエンジンの処理能力が不足した為かゲームシステム上の武装から外されてしまっている(コンビネーションアタック時にセイバー・ダガーが円陣を組むのだがその際に不自然な二基分の空間が出来ているという所からも確認できる)。
また「ディスパーションセイバー」全基を機体に装着している際にアクロバティックな動きで傾かせる事で前方に向けてセイバーのレーザーを集中させて撃つ「セイバーダンスレーザー」という技も使える。
基本性能も他の装備に比べて高く、自律兵器を除けばシールドを持っていない基本形態の上位互換という感じでスペックもバランスが良い。
自律兵器に依存してることが欠点であり、本作はゲームデザイン上ファンネル等の自律端末系武装は展開中に撃墜されると補充がされないので大きく攻撃力を落としてしまう。特に「ディスバーションセイバー」は1基でも破壊されると「セイバーダンスレーザー」が使用不可能となる。
関連イラスト
関連タグ
ガンアーク:前作のオリジナル主人公機。
ニルヴァーシュ:複座式の主人公ロボット繋がり。
エクサランス:装備換装可能なゲームオリジナル主人公機繋がり。
実態
※ここからは物語の核心に関わる事なので閲覧に注意してください※
イクスブラウは表向きには地球連邦軍が作ったロボットとされているが、後半にて実はパラレルワールドで製造されたロボットであった事がパラレルワールド出身者であったフェイの口から明かされた。
この機体を作ったのはバルドナ・ドライブでパラレルワールドに転移してしまったバルドナ・ドライブ開発者ジル・バルドナ博士であり、ベルクトの陰謀を知って新連邦を脱走したフェイはバルドナ博士に匿われた際にこのイクスブラウを託された。そしてバルドナの実の息子にしてバルドナ・ドライブの鍵であるバレルを探してほしいと言われて並行世界にやってきたフェイは連邦軍技術部に接触し、彼らにとって未知のテクノロジーで作られたイクスブラウの技術開示を条件に身分を偽って軍籍を手に入れていたのである。
つまりイクスブラウ本体はバルドナ博士が作ったもので外装パーツと武装は連邦技術部が作ったものなのである。