「もうこれで終わってくれーーーーー!!」
CV:浪川大輔
概要
元々はごく普通の高校生で連邦政府の事務次官の養子である。
だが統一歴060年1月のある時、隕石から出現した謎の生物の襲撃を受け、その際にフェイ・ロシュナンテの操縦するイクスブラウに助けられ、緊急時ゆえにイクスブラウの操縦をして戦う事になった。そしてそのまま戦時特例により連邦軍少尉としてロンド・ベルに配属されフェイと共にイクスブラウの正式パイロットになったいわばロンド・ベルにいる連中と同じような巻き込まれ系の主人公。
当初は戦いに消極的であり、時には戦う事に疑念を持ったが異世界をも巻き込んだ戦いを通して仲間たちの戦う理由や信念、敵であるベルクトが何故自分を執拗に憎んでいるのかを確かめようとする。
関連タグ
アムロ・レイ、ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン、一条輝、レントン・サーストン、ゲイナー・サンガ:同作に登場する同じように元は民間人だったけどロボットに乗って戦う事になった身の上たち。
紫雲統夜(スパロボJ)/トーヤ・シウン(OGMD):表記は違うが同一キャラ扱い。こちらも目の前にロボットが落ちてくる、パイロットの女性に促されて戦いに身を投じる、中盤あたりで自身の出生の秘密が明らかになる巻き込まれ系主人公。ただしバレルとの違いは、彼には女性サブパイロットは3人(MDでは後に専属サブパイロットも登場)いるが、その反面か同様に巻き込まれ系主人公の先輩と言える人物がいないところにある。
※ここからは物語の核心に迫る記述なので注意してください。※
戦いの最中でベルクトの素顔はなんとバレルと同じであった。
実は彼の本当の父親は事件の中核であるバルドナ・ドライブの開発者ジル・バルドナ博士であり本名はバレル・バルドナである。
バルドナ博士は空間跳躍用施設であるバルドナ・ドライブの最終実験の時に発生した暴走事故でバルドナ・ドライブにより生じたパラレルワールドの地球に転移してしまった事で息子のバレルは事務次官に引き取られた。新連邦から追われていたフェイはジルからバレルを探すように頼まれて並行世界に逃亡、そして偶然にもバレルを発見し、軍に引き込んだのである。
そして彼こそがバルドナ・ドライブの起動や停止に必要な鍵、つまり生体認証出来るキーだったのである。実はベルクトの正体はパラレルワールド側のバレルであり、どちらの世界も様相が全然違うはずだがその根源が同じである為かバルドナ・ドライブの鍵であるバレルがもう一人発生したようである。
ジルは息子である本物のバレルに会いたくてパラレルワールド側でもバルドナ・ドライブを建造していたが、その真意を知ったベルクトは自分が拒絶されたと絶望して父ジルを殺害し、バレルを憎悪して二つの世界さえも滅ぼそうとした。