概要
『機甲戦記ドラグナー』における主人公3名を中心とした、地球連合軍の遊撃部隊。
要するに主人公パーティーであるが、序盤からこの3人がスリーマンセルで行動しているものの、実質的な部隊編成としてこの名称が使用されたのは第27話「参上!ドラグナー遊撃隊」である。(26話ラストにてラング・プラート博士から提案された)
当初の目的であったドラグナー量産計画の成功後、紆余曲折の末に軍に残った3名がギガノスの汚物グン・ジェム隊の守護する秘密工場爆破の任務を受け、正式にドラグナー遊撃隊が結成された。
グン・ジェム隊壊滅、秘密工場の爆破を完遂したのち、ギガノス最後の砦たるギガノス機動要塞破壊任務を受け、宇宙へと旅立つ。しかし、ギガノス新総統ドルチェノフの卑劣な策略により、主人公であるケーンが離脱しギガノスに味方する。ケーン投降後もドラグナー遊撃部隊は機動要塞相手に敢然と立ち向かい、最後は人質になっていたアオイ・ワカバ(ケーンの母)を救出、ケーンはドルチェノフを討ち果たし戦争を終結させた。
構成メンバー
一応遊撃隊隊長だが、さっぱり慕われない苦労人。あまりいい所が無い。
仲良し三馬鹿トリオ。ドラグナーカスタムを操る主戦力。
元三馬鹿の教官。三馬鹿の昇格後は部下になってしまうが、いい先輩として彼らをサポートし、結局最後まで階級は逆転しなかった。
ヒロインその1とその2(その3は別行動だった)。管制員を務める。
配備機体
主戦力は強化改修されたドラグナー3機。
量産型である「ドラグーン」完成後に解体処分となる予定だった3機をケーン達三人の強い要望と製作者であるラング・プラートの懸念により改造したものである。
ドラグーンは(劇中での活躍はともかくとして)全スペックが改修前のドラグナーを同等または上回っている、ロボットアニメにおいて希少な「我々の現実同様の正しい量産型」であるのだが、強化改造に合わせてドラグナーをそれぞれの得意分野を更に強化し、激戦をくぐり抜けたケーンたちに合わせたチューンナップを施したことで得意分野においてはドラグーン以上の戦闘力を手に入れている。
(実はこんなことをしなくてもドラグーンにもドラグナー各機のものに相当するカスタムプランがあったりするのだが…)
ドラグナーD-1の改造機。改修前との見分け方は胸のマーク。
キャバリアーこそ無いが近接戦に長ける。ケーンが「見切り」を覚えたことで更に格闘戦が強くなった。
工場爆破の際には赤い光子バズーカを使用。
ドラグナーD-2の改造機。改修前との見分け方は頭部。一番わかり易い。
砲撃戦に長ける。工場爆破の際には青い光子バズーカを使用。
D-3は電子戦担当のため、ソフトウェアアップデートなどが中心で外見は変わっていない。
工場爆破の際には黄色い光子バズーカを使用。
A.C.E.シリーズなどに客演する際は改修前との区別のために後期型などの名称になる場合がある。
連合軍の新型量産機。一時的にベンとダグラスが使用。
関連イラスト
関連項目
機甲戦記ドラグナー 地球連合軍地球連合軍(ドラグナー) 主人公パーティー
騎兵隊:「ドラグーン」の本来の意味。たまにケーンが愛称として使用。後に『機動戦艦ナデシコ』のスバル・リョーコにパロられる。