クロケル・チマ
くろけるちま
プロフィール
名前 | クロケル・チマ |
---|---|
性別 | 女性 |
身長 | 126cm |
体重 | 31kg |
誕生日 | 11月15日 |
一人称 | 私 |
呼び名 | チマ(家族)、チマちゃん |
所属 | 悪魔学校(バビルス)1年生 |
位階 | ギメル(3) |
家族 | 母、兄、ケロリ(姉)、ばあや |
家系魔術 | 氷面 |
人物
氷の面と呼ばれるクロケル家出身だけあって、基本的にクールな性格だが、後述の出来事で想い人である鈴木入間が絡むと途端にハイテンションとなる上、普段のクールな態度とは裏腹に並外れた行動力を発揮する。作中で登場する入間に想いを寄せる女子の中でも入間へのアプローチは非常に積極的であり、抱き着く、手を握る、ハグなどを好んで行っている。反面、入間以外の異性への関心は皆無であり、自分に対して張り合うゼパル・ゼゼや入間に気に掛けられているヴィネ・ギャルソンに対する態度は一貫して冷たい。
姉であるケロリを尊敬しており、アクドル運動会の際には応援に駆け付け、『心臓破り』の成績でゼゼに負けた際には真っ先にケロリの自宅(アクドル寮)を訪れ、泣き縋るなど、身内の前では他人には見せない打たれ弱さを見せることもある。サブノック・サブロの妹であるサブノック・シルビアとは入学式の際に知り合ってからは友人となり、それ以降も仲も良く、共に入間達が所属する魔具研究師団に入団している。
若年ながらも常に優秀な成績を残す天才悪魔と周囲から称されているが、努力が苦手な悪魔の中でも数少ない努力を積み重ねる秀才であり、バビルスに入学する際にも文武の双方で研鑽を重ねていた。また、身長が低いことを気にしているのか、牛乳を飲んでいる描写がある。
来歴
当初は回想のみの登場だっだが、アクドル大武闘会編にて本格的に登場。ケロリの応援のためにアクドル大武闘会にやって来るが、ギャリーによって欠員が出てしまった際、ケロリに「出番よ、チマ」と代役されそうになり、怯えて拒否していた。騎馬戦でケロリ率いるチーム・デビムスを応援しようとした余りに巻き添えを受けそうになり、チーム・デビムスが追い詰められるきっかけを作ってしまう。
その後、自身が招いた窮地に強い罪悪感を抱いて泣き崩れてしまうも、その際に自分を励まして涙を拭いてくれた入間に恋心を抱くようになり、バビルスへの入学を決意。
25巻カバー下の“216話のスキ魔”では、アクドル大武闘会終了後にバビルスへの入学を母に懇願した際、母から「好きな悪魔(ヒト)ができたのね」と聞かれてあっさり肯定すると、兄を激しく動揺させていた。ちなみに、懇願した時の光景が某バスケ漫画の名シーンに似ている(セリフも似ている)。
翌年度に主席入学し、自分と同じく入間に恋心を寄せるアザゼル・アメリに宣戦布告するとともに入間へ「一番を奪る」と宣言し、アメリにとって恋敵となる。
その後の飛行試験でもトップを勝ち取り、「ギメル(3)」の位階を得る。新位階昇級試験「心臓破り」では新一年生の26名選抜に選ばれ、チーム・イルマの組み分けで参戦。
入間と同じチームと知った時は大喜びしており、ここぞとばかりに試験開始前に嘘をついて入間と恋人つなぎしてたり(一応、同じチームメイトのヴィネも入間と手を握っていた)、試験中も事あるごとに抱き付いたりしていた。また、姫(チマ)を助ける王子様(イルマ)のような展開も目論んでいた。
新任教師・シーダとの交戦で、入間を赤面させたシーダに対して明確な敵意を露わにし、入間との距離の近さでマウントを取り、迷いの無さについては一定の評価を得たものの、実力では大きな差があったため風船を割られてしまう(前者のマウントについてはシーダを唖然とさせていた)。
だが、チマのおかげで逃げるための時間稼ぎが出来たことを入間に褒められて嬉しそうにしていたが、ヴィネが入間に姫のように助けられたことに嫉妬を爆発させていた。
ミッション"SOS(サリバーンアウトストップ)"で、一年生達を狙撃しようとしているバルス・ロビンを妨害すべく、入間が狙撃するための氷の足場を作ってアシストしたが、その後は特に活躍が無いまま終了間際にヴィネの風船が割られてチームが失格となる。
試験後、ゼゼとともにインタビューを受けた後にケロリが住んでいるアクドル寮に行き、ケロリの部屋で深く落ち込んでいた。そして、ケロリに試験で思ったように活躍できなかったことやゼゼと位階が並ばれたことに対する悔しさを明かして泣いていたが、ケロリに励まされて立ち直る。そして、改めて1番になることと入間の嫁になることを目指して奮起する(この時に初めてケロリはチマの入間への恋を知り、驚愕する)。
その後の師団の1年生争奪戦(ルーキーハント)では、入間が来るのを待ち構えていたが、エリゴス・シネルの暴走で入間がいる魔具研究師団が勧誘禁止を言い渡されてしまうも、翌日にシルビアとともにあらゆる師団の勧誘を跳ね除けて魔具研究師団に入団する(ちなみに、同じ新入生のマルバス・F・ヤバシが先に魔具研究師団に来て入団している)。