概要
初登場は『ドラゴンクエストⅪ』。竜の翼を持った巨大な犬のような魔物。ワイバーンを冠する通りドラゴン系。
サマディー地方のバクラバ砂丘周辺で出現するが、初めて訪れる時点では場違いに強い。
船入手後の地域の敵にも匹敵する攻撃力を持ち、素早さも表シナリオ終盤の敵にも匹敵する。しかも完全2回行動で高威力の「もえさかる火球」や「おたけび」も使う。
夜行性で昼は眠っているので、レベルに自信がない内は近付かない方がいい。
『ドラゴンクエストⅪS』ではほんの少し弱体化した。
異変後は2体でも出現するようになるが、ここに至る頃には脅威ではない。
ステータスの上がった邪バージョンはホムスビ山地の北の高台にも登場するようになるほか、「ジバリーナ」も使うようになる。
ワイバーンドッグ系のモンスター
- ウルフドラゴン
極寒のクレイモラン地方に出現。色合いは青白い。
見た目に反して氷のブレスは使わず、もえさかる火球やダメージのあるおぞましいおたけび、
痛恨の一撃などを使用する。
強バージョンはしゃくねつ火球にパワーアップしている。
- レジェンドウルフ
過ぎ去りし時を求めた後のシケスビア雪原に登場。色合いは黄色。
3回攻撃になり、「れんごく火球」や「おぞましいおたけび」、「つうこんのいちげき」のほか、「ひかりかがやく炎」も使用。
- 人喰い火竜
ヒノノギ火山に棲みつき、ホムラの里の民を脅かしていた竜。
巫女ヤヤクと息子の剣士ハリマによって退治された、はずだったのだが……
戦闘ではこの系統特有の火球による攻撃に加え、「おぞましいおたけび」「つうこんのいちげき」「ガードクラッシュ」「ベギラゴン」なども使用する。
- 豪氷天グリザード
『ドラゴンクエストウォーク』に登場。大魔王に仕える四天王の一角で、メガモンスターとして登場。
色合いは装備などを除くとウルフドラゴンにやや近い。
現われると周囲が雪と氷に覆われるほどの強い氷の力を持つ。
暴走する「マヒャド」や「イオナズン」、しっぽによる攻撃などのほか、ダメージと共に攻撃、呪文攻撃を低下する「コキュートス」を使用してくる。
挑む際は破邪の大魔法書(写本含む)で氷魔の結果を破る必要がある。無くても挑むことは可能だが、攻撃が強力になるなど勝ち目は無いに等しい。