K-POP
けーぽっぷ
概要
韓国のポピュラー音楽を指す言葉。
日本において国内のポピュラー音楽を「J-POP」と呼ぶことから、日本国内における比較語として日本メディアが「K-POP」という言葉を使うようになった。「K」は韓国を指す「Korea」の頭文字。
近年は多国籍グループが増えており、多数の日本人アイドルもK-POPアイドルグループに所属している。これは特に男性グループだと徴兵制によるメンバー途中離脱のダメージを軽減する目的もある。
主なK-POPアーティスト
男性グループ
女性グループ
K-POP用語
韓国の制度や文化などの関係上、独特の用語や文化がある。
- カムバック
韓国の音楽界は活動期と準備期間がはっきり分かれており、「準備期間を終えて新曲をリリースし、その販促期間に入る」ことをカムバック(略してカムバ)という。これに合わせてテコ入れを行うグループも多い。また、ファンには動画サイトの再生回数を上げる手伝いをするようにとの呼びかけが行われることもある。
- マスター
ファンの中でも目立った存在で、公式ではない写真を撮ったりのファン活動をする。日本のドルヲタで言うところの「トップヲタ」に近い。マスターが非公式のグッズを作って販売することもあるが諸外国ではもちろん日本を含めこのような行為はアウトである。そのため海外進出する事務所だと著作権などの問題でマスターの活動と対立することもある。中には儲けすぎて国税当局から手入れされたり事務所からストップがかかることもある。
- センイル広告
ファンがお金を出し合って推しの広告を出す文化。元々「センイル」は誕生日の意味で、推しの誕生日を祝う意味から始まった。センイル広告専門の代理店もあるが、公式に無断で行われることも多く上述のマスターがお金を取りまとめることもあるため、金銭トラブルが発生することもある。
- ペン
ファンのこと。
- ペンカフェ
日本流の発音だと「ファンカフェ」になる。公式ペンカフェは事務所が運営する公式FCで、韓国内の公式には国民番号(マイナンバーに相当)登録が必要なことが多く、海外では現地の企業が別途公式FCを運営することが多い。私設ペンカフェも存在する。