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手段の目的化

しゅだんのもくてきか

結果へと向かう「過程」を重視しすぎるあまり、結果が二の次になる事を差す用語。

概要

本来物事にはなにがしかの結果というものが存在する。始まりがあれば終わりがあるようにである。

結果が存在する以上、その間を繋ぐ過程というのも当然生じる。これも当然のことである。

過程を疎かにしていては当然結果には辿り着かない。ゆえに、本来望んでいた結果_目的へと向かうためには、過程をこなすための手段が必要となる。

しかし、手段に気を取られすぎるあまり、その手段に目が行き過ぎて本来の目的を失念してしまう事も、残念ながら人間にはヒジョーによくある事である。

こうした現象のことを手段の目的化という。