概要
「F」とは、Mike Salcedo氏によるYoutube短編アニメ「アルファベットロア(Alphabet Lore)」に登場するキャラクターである。本作では他のアルファベットたちを苦しめる悪役として活躍する。
プロフィール
アルファベットの「F」をモチーフとしたキャラで、黒色でワニのような頭をしている。ワニの頭のような形をした洞穴を住処としている。
活躍
初登場は「D」から。Dのキャラクターが登場した後にフライングして登場し、それ以降は他のアルファベットたちに悪さをするようになる。本作はそんなFと他のアルファベットたちが闘うストーリーとなっている。アルファベットたちに行う悪事はボコボコにしたり、洞窟に監禁したり、道具として利用したりするものだが、中にはアルファベットたちを嚙みちぎって殺したりと残虐非道なこともしでかしたこともある。
どのアルファベットたちにも敵う相手ではなく、強力な力を発揮する句読点の宝石をもつキャラクターが相手でも、逆に宝石を回収してその力をわが物に収めるなど、ずるがしこい一面を持っている。
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ばいきんまん…歯がとがっている、悪役、黒い体など、彼と何もかもがそっくりである。もしかしたら、Fのモデルはこいつかもしれない…
Fの真相
注意!ここからは全エピソードのネタバレが含まれます。
Fが住処の洞窟に落としていった句読点の宝石をすべて拾ったNの力によって、Fはとどめを刺され、力尽きてしまう。
しかし、Nがある違和感に気づいた。それは今まで監禁してきたアルファベットたちの組み合わせが「FRIENDS(友達)」というスペルになっていたことだ。
そして遅れてきた「?(クエスチョンマーク)」の宝石をもったQの力で、Fの過去が明らかになる。
まだ小さかった(小文字だった)ころの「f」は他のアルファベットたちと「friends(友達)」として仲良く暮らしており、「l」,「o」にいじめられていた「n」を気にかける心優しい性格であった。「n」をいじめた報復として「f」はいじめっこの「l」の隣りに「fart(おなら)」を作って笑いものにしたが、案の定仕返しされてしまい、「frick(Fワードに近い下品な単語)」の単語を作らされてしまう。その結果、すべてのアルファベットたちから敵意を向けられる羽目になり、今の「F」がアルファベットたちにしたように殴られ蹴られる仕打ちをうける。「f」に助けられた「n」は「f」を助けようとするも勇気が出ず、結果的に「f」を裏切る結果になってしまい、「f」は一人さみしく洞窟にこもることになる。そしてFは大文字に進化して、現在に至る。
彼が今まで行った悪行は、過去にやられたアルファベットたちへの復讐のために行ったことであり、そして特定のアルファベットを誘拐したのは「FRIENDS」という言葉を作りあげることであった。みんなに相手にされなくなってしまい、信じていた友達に裏切られ、一人ぼっちになった壮絶な過去の結果、極悪な悪党になってしまった悲劇のキャラクターである。
その後
「Now I know My ABCs」というエピローグ回で「F」の悲しい過去を見たアルファベットたち。「Z」が持つ「...」の宝石の力で過去に遡り、「Q」が「N」に「?」の宝石を飲み込ませて、彼のみ未来の記憶が残っている状態で過去に戻った。「f」がみんなに殴られ蹴られていたところまで戻ってきた「n」は、「coward(臆病者)」の単語を乗り越え、かつて出なかった勇気を捻りだし、「f」をみんなから守る行動に出た。友達に助けられた「f」、ようやく恩返しができた「n」はともに涙を流し、「;」と「?」の宝石が合体し、「&(アンド)」の宝石となり、二人と一緒に洞窟に暮らすことにしたのだった。結果として「f」は他のアルファベットに嫌われたままだが、唯一の親友「n」がいるので、「f」が再び悪に染まることはないだろう。
Number LoreではNと洞窟内で踊っていたところ、LとOが2と戦闘しているところを遭遇。過去の仕打ちから二人が一方的にやられているところを見ていい気味だと嗤っていたが、それでも二人を助けようとするNと対立した末に自身のもとを離れられてしまう。
再びNに見捨てられたショックで落ち込んでいたところLに故意に宇宙船を投げつけられ爆発に巻き込まれてしまう。彼の運命や如何に。
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